自動ブレーキ訓練2021年10月23日

1251Fを使って多摩線で自動ブレーキを使用した訓練が行われたとの記事がありました。
この自動ブレーキってなんなんだ。小田急のリリースにも「特殊ブレーキ」なんて書いてある。ツイッターに停車時の動画を上げている方がいて音を聞くと、これはどうも自動空気ブレーキを使用しているみたいです。もしそうなら特殊でもなんでもなく、小田急でも釣り掛け車では普通に使用していたブレーキです。

しかし1000って電磁直通ブレーキをキャンセルすることができるのですね。通常自動空気ブレーキを使うことはなく、使うのは非常時だけです。電磁直通ブレーキは車両が分離したりして空気管が切れてしまうとブレーキが失効してしまうので自動空気ブレーキを併用しているわけで、11月6、7日のイベントではそれを使って運転するといこうことですか。まあ一部区間だけだと思いますが。

この自動空気ブレーキ、使用していたのは小田急では1970年代くらいまででしょうか。釣り掛け車は引退し、旧4000に引き継がれて使用していましたが、この旧4000が1800とともにHSCに改修されてからはなくなったわけで。従って今の小田急の現役運転士でこのブレーキを経験した方は非常に少ないのではないでしょうか。
応答が悪く、操作も難しいこのブレーキを使うには訓練が必要でしょう。

と、今日の1051Fイベントでは線路立ち入りで止めてしまったみたいで・・・
いい加減にしてくれないかなあ。

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