解体2023年11月04日

8254Fに続き、8256Fも解体されています。これで残りは4両6両各10編成ずつ。このうち6両については6~7編成は西武に行くわけで、一体どこまで減らすんだろう。
まあいずれは全廃になるわけですが、それがどのくらい迫っているのか。

8254Fは大野で切断後、いつもの北館林ではない所へ運ばれたようです。
千葉県八千代市にある解体工場とのこと。興味本位でストリートビューを見てみると、それらしき場所を発見。メトロ02系らしき車体が置いてあります。
解体場所を変えた理由は色々考えられます。北館林が手一杯とか費用の関係等。ただここを使うのは初めてではなさそうで、2600なんかもここで解体されたのかなという話も。
この解体場所の変更が一時的なのか完全変更なのかも少し気になりますが、しばらく続くであろう8000の解体で、それが見えてくるかも知れません。

西武サステナ車両は当初無塗装が条件に入っていましたが、それは諦めた。今度は小田急が8000引退で一般車の無塗装化へ突っ走っている。
クヤ牽引担当車は当面残るとしても何か続けてイベントが企画されていて、廃車ペースが速いような気がしますが。と言っていたら次期5000増備車から検測機能付き編成が出てきたりして。

西武譲渡時は松田から甲種輸送になると思われますが、新松田まで何が牽引するのだろう。1000ブツ8だとM車4両。10両編成ならM車5両ですが。

町田2023年11月11日

所用で久しぶりに町田へ。
行き
~新百合ケ丘  1091F
1391号車に乗車。なんかガツガツとした少し角のある振動があり、乗り心地がイマイチでした。
~町田 2056F
2406号車に乗車。照明がLED化され、袖仕切りも大型化されていて古びた印象は全くないのに、ドア上案内表示が千鳥配置の3色LDEスクロール式。輝度も全体的に落ちているみたいで、これだけが古くさく感じます。
この各停本厚木行きは町田2番到着ですぐ発車。続いて1番には快急小田原行きが来て特急退避している間に海老名まで逃げきるみたいです。こういう各停、速く走らないとなあ。

帰り
~新百合ケ丘 1097F
1347号車に乗車。行きの1091Fと違い、滑らかで乗り心地がよい。同じ形式でも編成によりかなり違います。
~唐木田 5054F
5454号車に乗車。スムーズで素晴らしい乗り心地。とにかく静か。やっぱりいいなあ5000。

ところで町田駅下りホームに停車位置変更の案内掲示がありました。連れがいたのでちらっと見ただけで内容は分からないのですが、相模大野と同様にホームドア設置に伴い6両または8両編成の停車位置が変更になるようです。

                      新しい停止位置目標
帰りの上りホームでこれが見えたので、人はたくさんいたけどさっと撮りました。これが何両の停目なのか分かりませんが、ホームドア設置時に乗務員用スペースを設置する場所を最小限にしたいでしょうから停止位置を変更するのではないかと思っています。ただ相模大野下り6両編成の停車位置は問題ありとの話がありますので、町田はそうならないようになってほしいです。町田のほうがホーム狭いですので。

展示2023年11月18日

唐木田駅でのVSE展示に行ってきました。土曜日は別件があったので日曜日。9時50分頃着いたら長い列ができていました。こりゃ大変かなと思いきや、10時前に列が動き出すとすぐに改札内へ。
 ホームに下りると物販は長蛇の列でしたが、車内にはすんなり入れました。

                       7号車座席
18年ぶりの座席です。動きませんけど。
1人で座っていると、となりには誰も座らず2席を占有する形になるため、短時間で降りました。

                       側面ステッカー
これは走行写真だとなかなか写すのは難しいです。

                       ナンバー

                       ニューイヤー
これが表示されていたので、再び車内に入り撮影。

                       空気バネ
このすぐ上部にある複雑なパイピングを見ると、これは大変な仕掛けなんだろうなと思います。 

                       前面窓
これを見ると、やはり少し簡易的な補修を繰り返しているように見えます。

VSEが短命だった理由を考えてみます。

①コロナ禍の影響
コロナで減少した利用客が思うように回復していない。しかしVSEの更新には多額の費用がかかる。更新費用と特急利用状況をみて、更新するのは負担が大き過ぎると判断。もし利用客の回復がコロナ以前のようになっていれば、更新を決断したかも知れない。

②純粋に車両の問題
コロナの有無に関わらず、VSEの更新には費用がかかりすぎる、または部品調達が困難で更新をあきらめざるを得ない状況である。

もし②だったら・・・
小田急はこの車両を造った時、寿命20年と最初から踏んでいたのか、それとも思ったより速いスピードで劣化が進行してしまったのか、どちらなんでしょう。保守部品等は当然必要数を確保していると思われるのですが。結果的に「力を入れすぎた」ためにこうなってしまったということなのか?
もしそうだとすると、1000の更新も凝りすぎて途中で諦めてしまったこともあり、今後小田急は凝った車両の製造や更新は行わなくなるということですか。当然、連接車は製造しないでしょう。
VSEが小田急の目論見通りの活躍ができなかったとすれば、小田急に何らかの判断ミスがあったのか、または想定外の事態だったのか。
いずれにしてもフラッグシップ特急車を短期間で失うことは非常に残念です。東武のように後継車が見えているわけではないので。

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