西武2024年05月11日

東武に続いて西武も設備投資計画が発表されているので、興味津々で見てみました。
なんといっても譲渡車の情報は?
サステナ車両導入という項目があって、「今年度は小田急電鉄から1編成6両のサステナ車両を譲り受け、整備・改修ののち、運行開始を目指します。」となっています。
たった1編成だけ・・・
初めてなので慎重に進めたいというのかも知れませんが、1編成とは思いませんでした。
喜多見に半年以上留置(放置?)されていた8261Fが大野に回送されたようで、これが第一号になるかと思われます。
と、ここで大野89番線に入った8261Fのクーラーキセが外されているとの情報が。通常なら廃車の工程ですが、これはさすがに違うでしょう。クーラーの入換または点検が行われるものと考えていますが、どうなんでしょう。
この西武の言う整備・改修がどのようなことを行うのかが分かりませんが、少なくとも保安装置(ATSや無線など)は西武に入ってから行うと思われます。それ以外の車体全般については小田急で整備されるのかも知れません。マスコンはどうなるのかな?西武はT形ワンハンドルが主流ですが、8000は左手操作です。まあ乗務員室については西武でかなりの変更が行われるでしょう。
車体塗装はどのようになるのかも楽しみです。しかし意外と動きが遅いです。
いつ甲種回送が行われるのかな。新松田まで何が牽引するのかが非常に興味あります。

そしてもう一つ気になる情報があります。
新宿線 有料着席サービスの刷新です。10000系を新たな車両に置き換え、有料着席サービスの刷新を行うとのこと。ということは001系を新宿線に投入することはない・・・ということになるのかな。
10000系も旧車の機器を一部使い回した車両ですし、そんなに長くは持たない。かといって新規特急車を製造するほどの需要はない。で、40000系を増備して使用するか、同様のL/C車両を新製するかですかね。今のような特急専用車ではなくなる可能性が大です。
しかし有料着席サービスをL/C車両で行うとなれば現状からサービスダウンとなるので料金の見直しが必要になるのではないか思われます。
ほぼ平行に走っている池袋線と新宿線ですが、性格はかなり異なるようで、それに合わせた変更が行われていくようです。

期待したけど2024年05月04日

発表されませんでした。小田急の鉄道事業設備投資計画。去年が4月28日だったので、今年は連休合間の4/30~5/2に出るかと思っていたのですが。連休明けになるのかな。去年も一昨年も決算発表と同日に出ています。今年は決算発表が5月14日となっていますので、この日となりそうです。約2週間遅れた理由はなんなんでしょうね。

で、他社はどうかなと思ったら東武が発表しています。内容はいろいろありますが、気になる車両面をみると、まず野田線用新形式80000系ですか。
ついに5両編成となり、全25編成。そのうち18編成は4両で製造され、中間車1両は60000から改造されて組み込まれるとのこと。
さてこの5両編成、3M2Tなのか2M3Tなのか。
3M2Tで両形式を揃えるには、2M2Tで新製される80000系に、60000系のM車を組み込む。M車を抜かれた60000系は2M3Tになってしまうので、中間T車を電装して3M2Tとする
もう一つの方法は60000系からT車を抜いて電装し、80000系2M2Tに組み込む。どっちがいいのだろうか。
2M3Tで揃える場合は、80000系を1M3Tで新製し、60000系M車を組み込む。
まあ2M3Tは考えにくい感じがしますが。

あと9000系を置き換えるための新型車両の設計に着手するとなっています。まだ具体的ではないのですね。10両編成が10編成で100両。SUS車ですが、コルゲート車体なのですね。今みるとやや古くさい感じがしてしまいます。京王7000もコルゲート車はすでに引退してしまっていますし。
地下鉄乗り入れを考慮して前面扉を備えた車両となるでしょう。

東武は新型車の話題がありますが、小田急はどうなるのかな。今年度は確実に8000が6~7編成、西武へ譲渡されます。まあ今年度中に完了するかは分かりませんが。
とすると5000の増備があるかどうか。14日を待ちましょうか。

削減2024年04月27日

東急が東横線で運行しているQシート車の削減を発表しました。乗車率がかなり低いという話は聞いていましたが、2年弱で変更を強いられた格好となってしまいました。
東横線は10両編成車なのでQシートを2両としたわけですが、それを埋めるだけの利用客がいなかった。半額セールとかもやっていたみたいですが。
ネットでもいろいろ反応していて、乗らない理由が上げられています。
・渋谷始発なら、少し並べば他の列車でも座れる。
・乗車距離、時間ともに短く、500円の価値が見いだせない。
などなど・・・

大井町線の方は好調らしいですが、あちらは田園都市線直通で、乗換えなしの特典があります。しかし東横線はそれもありませんし、通勤で渋谷~横浜以遠を乗通す人で料金払ってまで乗りたいとう人が意外と多くなかったということでしょうか。
で、運行時間帯を広げ、2両のQシートを1両だけとして、もう1両はロングの指定なしとして運行するとなっています。なんか勿体ない。まあ薄く広くするということですか。
Qシート連結車は4編成(運用3編成、予備1編成)あるようですが、組み換えを行って8編成にするのかな?

さて順調に需要を伸ばしてきた座席指定列車ですが、東急以外は1編成まるまる指定車の運行です。他社はそれでもそれなりの需要があるようで、運行の削減等は行っておらず、京王は増発しています。
かつて唐木田行きホームウェイがあった時、新百合ケ丘でそれを見送ったことが何回かありました。乗車率はかなり高かったですが、ほとんどの人が新百合ケ丘で下車して、ガラガラの状態で唐木田へ向け発車していきました。それで唐木田ホームウェイは廃止になったわけですが、たかだか20kmちょっと、20数分の乗車なのに新百合ケ丘まで乗る人が結構いたんですよね。
東横線とそんなに変わらないのですが、この違いはなんなのでしょうか。当時はこんなに乗るんだと思ったものです。乗換えしなければならないにも関わらず。
小田急も唐木田ホームウェイで 失敗しているわけですが、メトロホームウェイってほんとのところどうなんだろう?料金高いですし。

東横線も最初は1両で始めて、好評なので2両にしましたという方がカッコいいですよね。「2両から1両にします」ではやっぱりダメだったか、となります。
500円の価値。難しいです。

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