値上げ2023年04月01日

今年は鉄道各社は運賃値上げとなります。
関東大手私鉄では、小田急、西武、東武、メトロ、相鉄がバリアフリー料金制度により10円値上げで、東急、京急が制度外の値上げを発表しています(京急は40km以上は値下げ)。そして京王も制度外の値上げを発表しました。
もともと東急、京王は運賃が安かったわけで、値上げしても他社にくらべ安いことに変わりはありません。小田急も運賃は安かったですが、複々線化の荷は重く京王とは結構差がついてしまいました。

で、今回の値上げで新宿~多摩センター間の運賃を見てみると、小田急390円に対し京王360円になるようです。京王の値上げは10月実施ですので、それまでは330円で小田急との差は60円。これはかなり大きな差です。10月以降はこれが30円差となります。これでも差は大きく、企業の通勤費であれば小田急を選ぶことは少ないのではないかと思われます。
この値上げでホームドアなどの設備が充実することが期待されますが、小田急藤沢駅の箱根そばが閉店するようです。藤沢は大規模改修が具体的になってきたのかな?


さて、24日から3266Fが、31日から3265Fが営業運転となりました。どちらもA12運用からで、多摩線にはいい時間に入ってこないのですが、30日に3266Fをいつもの所で撮ってきました。

                       各停 唐木田行き 3266F
夕方で光線がいい状態ではありません。1/200秒で撮ってますが、LED表示は切れてしまっています。5000はまだいい方ですが、表示の撮りにくい車両が増えていきそうです。床下機器の汚れが少し気になります。
あとは乗って車内の状況を確かめることですが・・・

そして入場していた車両が出てくるということは、また引退する車両が出てくるということなのか?
「ありがとう゛8060編成゙撮影会」とういのが22日に行われるようです。「ありがとう」ということは、撮影会実施後、廃車となってしまう可能性が高そうです。4両編成、余ってるんですかね。

乗車2023年04月08日

3266Fに乗る機会がやってきました。営業運転開始から順当に回って7日にE26多摩線シャトル運用になる、と思ったら、どこかで1つ飛んで7日はE27に。多摩線シャトルには変わりないけど長時間昼寝が入り、選択肢が狭まります。で昼寝直前の列車に乗ってきました。
写真はすべてコンデジによる撮影です。

                       表示、ヘッドライト
表示は濃淡はあれど切れずに写ってます。データ見ると1/80秒になっている。直前に全体を写したやつは切れていて1/160秒になっている。動いている列車を撮る場合は切れ決定です。

                       車内表示
右側、案内表示はアニメーション付き。3次車はLEDだったですね。ドア開閉チャイムは5000で2打点になったのに、また3打点になってます。音色は少し違うのかな。比較しないとよく分かりませんが。

                       運転台
一見、変化ないように見えますが、完全に置き換わっているようです。目立つのはスタフ立ての位置が左側から右上側に変わっていることです。これで統一されていきますね。
TIOSはN-TIOSではないようです。モニタ画面の横にはTIOSとだけ表示されています。「N」にすると信号ケーブルなど、大改造になるからなんでしょうか。グラスコクピットにしなかったのも同様な理由ですかね。
8000みたいに更新の途中から方針変更してグラスコクピットにするなんてことはないのかな。そうすると更新初期車だけ取り残されますが。
あと、モニタの上には「TASC搭載車」と「D-ATS-P二重系化編成」が貼ってあります。

                       車内
車内はドア上表示と照明灯の一部に防犯カメラが設置されている以外は変化がないようです。椅子も生地には変化がないように見えますが座ってみると柔らかくなっています。低反発クッションに座っているような感覚でした。

多摩線を往復しただけ(帰りは5054F) ですが、往復ともTASCを使用していました。腕が落ちないように、特定の列車で手動運転をするということでしょうか。
もう1本の3265Fが一週間遅れで、今のところ順当に走ってます。14日にはE26になれば、またチャンスがありますが。
3268Fはどうなった?

また2023年04月15日

今度は3265Fです。先週3266Fに乗ったのでパスしてもよかったですが、せっかく順当に回ってきましたので、少しだけ乗りました。

                       客扉窓枠
違うところといったら、ここだけでしょうか?
よく写ってないですが、ガラスを止めているのは枠ではなくて接着しているような感じです。209系から始まってE231系まで続いたあの客扉。車内側は面イチで貼りつけているような、あの感じです。なぜこの編成だけ扉を交換したのかが謎です。

                       銘板
3000からはオリジナルの銘板が存置されています。今まで更新した車両も全部こうしてくれればと思います。更新の経緯が分かっていいですよね。

                       室内灯
防犯カメラの付いている管と通常管では太さと発光色が違います。カメラがついているほうが管が太くて発光色は青白いです。通常管はやや細くて、色は少し黄味がかっています。
今後新造車以外はこの方式のカメラとなっていくのでしょう。

3000更新の第一弾ですが、3編成あって、早くも仕様が異なるっていうのが今の小田急を象徴しているような。
3000は長く製造されたこともあって、仕様がコロコロ変わっていました。そして更新も3次車から始まるということで、初期の4M2T編成は更新されない可能性がでてきました。少なくともワイドドア1次車は2000と同じ運命となりそうです。
そして小田急が得意だった分割・併合も過去のものとなってしまいそうです。

アクセスカウンター