地味 ― 2023年04月29日
小田急が2023年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。
総額は261億円となっていますが、内容としては地味です。ホームドア設置は町田と本厚木だけとなっています。橋梁の耐震補強には酒匂川橋梁の塗り替えがありますが、ここって数年前に耐震補強工事やるっていってた記憶があるのですが、終わったのかな？というか架け替えやらなくて平気なんでしょうか。
車両関係では3000リニューアル3編成となっています。6両編成車を3編成更新するということですね。3263F、3264F、3267Fっていうことにはならないのかな。いつも順番はバラバラですから。検査の都合もあるのでしょうが。
自分として一番目立つのは、藤沢駅の橋上駅舎化です。｢関係自治体と実施に向けた協定を締結し｣とありますので、これから協定の締結を行うのでしょう。まだまだ時間がかかりそうです。
橋上駅舎化し、現在の平面改札を撤去、更に北側から階段で下りてくる通路も上にあげれば、ホームの延長が可能になります。1番線西側の狭いホームも解消できそうです。3線とも10両対応にできるかどうかは微妙ですが、10両編成が2本停車できれば異常時の対応に余裕ができるでしょう。
しかし藤沢～片瀬江ノ島間が分断されてしまった現在、3線10両対応にこだわらなくてもよくなってしまったのかも知れません。
23年度は車両の新造もなく、更新は3000のみ。EXEの更新もない。未更新2編成20両はこのまましばらく使用してフェードアウトしていく、ということになってしまいそうです。
そうならとても残念です。乗るととてもいい車両ですので。
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