渋谷2021年07月24日

10月、駅の工事で山手線内回りが止まります。
ところで山手線って、私は「やまてせん」と読む世代です。ずっとこれで育ってきましたから。ヨドバシカメラのCMも「まあるい、みどりの、やまてせん」でした。それをいきなり「やまのてせん」にするといっても、なかなかこの言葉が出てきません。今もです。
脱線しました。

山手線渋谷駅は島式ホーム1面2線だったものを外回り西側にホームを増設して現状の変則2面2線となっています。地上時代の小田急下北沢も同じですね。旧東急渋谷駅がなくなり、埼京線ホームを移動してもまだスペースに余裕があるので内回りホームを拡幅して島式ホーム1面2線に戻すわけです。
いま、山手線渋谷駅と同様に、利用増で変則2面2線にする駅があります。原宿、千駄ヶ谷と武蔵小杉です。原宿と千駄ヶ谷はもう完成しているのかな。なにせ無縁なので。
この変則2面2線化は線路を動かす必要がないので、比較的楽にできます。特に原宿と千駄ヶ谷は臨時ホームがすでにありましたから、スペースの問題も少ないです。千駄ヶ谷はオリンピックに向けての工事でしたが、残念なことになってしまいました。
今度の山手線の場合は島式ホームの拡幅なので、線路移動が必須です。今回の拡幅が完了したら外回りホームを撤去して、更にホーム拡幅をするでしょう。その時は外回りが運休です。

小田急の場合は他線と交差する駅は島式、その他は対向式ホームが基本だったみたいで、梅ヶ丘は東京山手急行との接続が予定されていたため島式ホームで、その記憶はうっすらあります。でも下北沢が島式であったという記憶はありません。ここはかなり前に変則ホームになっていたようです。
小田急下北沢も地下化で島式ホームに回帰し、渋谷もそうなります。下北沢は高架2面4線が理想だったのでしょうが、仕方ありませんね。

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