設備投資計画2016年05月07日

遅まきながら、小田急の設備投資計画を見た感想を。
1番目 安全対策
内容は普通だと思いましたが、ちょっと目立つのが酒匂川橋梁の耐震補強工事。この橋、架け替えないのですかね。小田急の3大橋梁で架け替えていないのはこれだけです。更には、渋沢-新松田間の数多い橋梁もかなり古いですよね。甲種輸送の時、一旦新松田に入れないでEF65でそのまま海老名に運べばいいのに、それができないのはここの橋梁がもたないから、なんていう話もあります。ホントがウソが知りませんが。さすがに海老名は遠いですか。返却も大変そうだし保安装置の問題もあります。マニアの夢ですかね。EF65なくなったらどうするのだろう。EF210?
2番目 輸送力の増強
ここで、おやーと思ったのは、登戸1番線の整備です。当分なにもできないと思っていたので意外でした。Googleマップで見ると3つの建物を撤去しないと実現しないと思われますが、同意したんですか。ただ、遊園までは3線のままなんでしょうね。そうすると1番線は2番線に合流するわけですが、ここは右カーブになっていて、ここで左側から合流すると逆カントになり、速度制限が厳しくなりそうです。
3番目 サービスの向上
4000を1本増備。順当といえばそうなのかも知れませんが、自分としてはちょっとがっかり。やはり新形式が欲しい。今年度新造する4000は制御装置はどうするのかな。普通なら当然Sicになるのでしょうけど。メトロ16000のようにこの先も増備が続くなら思い切った変更もできますが、4000はこの先何本製造するか分からないのにマイナーチェンジ車を製造するかどうかです。この先も直通対応車を造り続けるとは思えないので。
車両のリニューアル。あれ、EXEには全然触れていないけど・・・。1000形通勤車(10両×2編成)等をリニューアルとの記述です。この「等」がEXEを表しているのでしょうか。今はまだ発表しないぞ。大変身してびっくりさせてやる。それまでのお楽しみだー、ってなことになればいいのですが。
1000形通勤車(10両×2編成)という書き方も紛らわしいですね。更新の結果、そうなるのですが、種車は6両2本、4両2本ですから。まあ一般的にはどっちだっていいことですけど。

複々線については完成後のダイヤ改正は2018年3月となるようです。確かに2017年度内ですが、あと2年先です。それまでには代々木八幡も10両ホームはできていて、あとは付帯工事だけ。各停の10両運転が始まるでしょう。

1095F2016年05月14日

ツイッターを覗いていると、ついに1095Fが動いたようです。しかも新百合ケ丘までブツ8が牽引。18両編成。いままでの最長でしょうか。16両はあったようですが。
で、水曜日に車庫を見てきました。強風でパラパラと雨の降る中、見てみると、#21のとなり、将来は上り本線になるかも知れないところに留置されていました。しかも一番奥に。

                     1095号車
風にあおられて、ちょっと斜めってしまいました。とにかく撮りにくい所にいます。この時は行先表示になにか出ています。回送でしょうか。速いシャッターを切ってしまったので切れています。しかしパンタは下がっていたのに表示が点いているのなぜでしょう。バッテリ駆動でしょうか。助手席側に札が置いてありますが、「作業中」と書かれています。

                      貫通改造部
ここが例の貫通改造部です。やはり違和感ありありです。ワイドドア6連化の時の改造とは全然違います。ワイドドアの方が自然な感じです。今回のは京王8000のように車端部をぶった切って綱製車体を継ぎ足したようにみえます。色も艶も異なり不自然ですね。なんかもうちょっと色合わせられなかったんでしょうか。京王8000はもともと綱製の乗務員室をはずして綱製の貫通部をくっつけていますが、この1000は前面部だけがFRP製です。乗務員室扉もあるし、面倒くさいから切った貼ったにしたのかな。拡大して見ると、継いである部分は下から色の違うところに沿って上がり、肩の2本あるビードのすぐ下で水平に、ビードが終ったところで上に屋根まで、という感じです。従って、ビードの部分はオリジナルの車体で塗装してあるようです。だから肩のビードだけ残っている、ということみたいです。屋根部分が丁度トラスビームと被ってしまい、よく見えないのが残念です。
そしてこの改造車2両とも、車椅子、ベビーカースペースが設けられているようです。4+6の編成にはあるのに貫通編成には無いというのを解消するためですかね。ということは3000の10コテと、4000にも設けられるのでしょうか。でも4000はメトロ、JRとの兼ね合いもあるので微妙です。1000の10コテは更新時に設置されるのかも知れません。

                     1495号車
反対側に回り込んでみましたが、この時は表示は点いていませんでした。スカートの形状が変わりましたね。電気連結器の欠き取りが埋められています。8000はそのままだったですが。この日は車内には係員がいたのでしょうが、車外には誰もいませんでした。

                     4000 2本 (フェンス越しの撮影です)
そしてお隣では4000が2本お昼寝中。メトロ車が代走しているというのに、ここでお休みしていていいのかな。
帰り際、1095号車を覗いてみましたが、もう表示は消えていました。
多分今週から試運転が始まると思いますが、はたして撮れるでしょうか。

トラブル・・・2016年05月21日

水曜日、所用で駅前に行ったのでついでに車庫を覗くと、1095Fは先週と同じ場所に留置されていました。ホームまでの線路は錆びており、動いた様子がありません(10時半頃)。まあ火曜日は一日雨だったので錆びたのかれ知れませんが、動いている感じがしません。深夜の試運転の写真はツイッターに上がっていますが、日中は情報が全然ありません。1000の更新車、出だしがとても慎重ですね。
そしてこの日はトラブル連発。朝、籠原で信号故障、京王や京浜東北で人身事故、極めつけが東武の脱線。ツイッターで検索したら、例の写真が出てきて〔?!〕 これって東急の車両だよな。思わずウィキで調べてしまいました。脱線した車両は10000系?これだと台車はS形ミンデンですか。まあ一般の人には台車の形式なんてどうでもいいことかも知れませんが、ガセネタ流してそれがテレビで放映されるのは頂けません。
でもこの脱線、相模大野構内で1754Fが脱線したのと似ているのかも知れません。1754Fも中間車両が脱線しています。ストリートビューで見ると、この中板橋の池袋方の副本線、かなり厳しい線形になっているようです。あの分岐器が8番か10番か分かりませんが8番なら制限速度は25km/hですね。ちょっとしたレールの高さの違いで脱線もありえます。台車の亀裂は脱線したまま200m程度走ったためではないかと。原因究明にどのくらい時間がかかるでしょうか。

東武も大変でしたが、日曜日の夜、新百合ヶ丘1号踏切の事故も大変だったですね。もし本当に自殺だったとすると、車ごと突っ込んでの自殺は自分としては初耳です。自殺はただでさえ大変なのに、車ごとでは更に大変です。しかも当該が7003F。今はEXEが1本いないし、Vも1本入場中らしく、今週末はスーパーはこねのL代走が予定されていたみたいです。特急車回らなくなりそうです。車引っかけてると、傷みは前面だけでなく、側面にも及ぶでしょう。修理に相当の時間がかかりそうです。
小田急のHPには車形変更の通知が出ていますが、期間が20日から25日に変更になっています。で、スーパーはこねは更にM代走になり、沿線は賑わっているのかな。私は残念ながら今回はパスです。果たして26日に復帰してくるでしょうか。

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