譲渡2025年06月21日

やや旧聞ですが、東京臨海高速鉄道の70-000形のTc車2両がJR九州に譲渡されたようです。輸送は甲種ではなく、船便だったみたいで。
当然JR九州で唯一直流電化の筑肥線での使用が考えられますが、なぜ今回輸送されたのがTc車のみなのかということが不思議です。
筑肥線では地下鉄直通には新形式車が導入されていますが、筑前前原以西で使用されている103系1500番台の置き換えとなるようです。調べて驚いたのですが、この103系、地下鉄直通用として6両編成で製造され、ATOワンマンの地下鉄にATCツーマンで乗り入れていたとのこと。

で、現在は筑前前原以西で3両編成で運転されている。3両?
70-000って3両化するのですかね。何か難しいような気が。M車2両を入れて4両なら順当な気がしますが、3両ならTc車をMc車にする必要があるのではないかと。3両で1M2Tはちょっと苦しいような。筑前前原駅はホームドアがあり、3両→4両にするのもやっかいそうです。どうするのかな。

1982年当時、すでに電機子チョッパの203系があったのに、国鉄が103系にしたのは筑前前原以西の列車密度が低く、十分な回生負荷が得られないためだったようで、安くできる103系にしたみたいです。70-000を入れた時に、この回生負荷問題は解決しているのだろうか。
小田急、東急の西武譲渡が話題になっていますが、このJR2社目(東日本、九州)の譲渡も注目です。

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