展示2023年11月18日

唐木田駅でのVSE展示に行ってきました。土曜日は別件があったので日曜日。9時50分頃着いたら長い列ができていました。こりゃ大変かなと思いきや、10時前に列が動き出すとすぐに改札内へ。
 ホームに下りると物販は長蛇の列でしたが、車内にはすんなり入れました。

                       7号車座席
18年ぶりの座席です。動きませんけど。
1人で座っていると、となりには誰も座らず2席を占有する形になるため、短時間で降りました。

                       側面ステッカー
これは走行写真だとなかなか写すのは難しいです。

                       ナンバー

                       ニューイヤー
これが表示されていたので、再び車内に入り撮影。

                       空気バネ
このすぐ上部にある複雑なパイピングを見ると、これは大変な仕掛けなんだろうなと思います。 

                       前面窓
これを見ると、やはり少し簡易的な補修を繰り返しているように見えます。

VSEが短命だった理由を考えてみます。

①コロナ禍の影響
コロナで減少した利用客が思うように回復していない。しかしVSEの更新には多額の費用がかかる。更新費用と特急利用状況をみて、更新するのは負担が大き過ぎると判断。もし利用客の回復がコロナ以前のようになっていれば、更新を決断したかも知れない。

②純粋に車両の問題
コロナの有無に関わらず、VSEの更新には費用がかかりすぎる、または部品調達が困難で更新をあきらめざるを得ない状況である。

もし②だったら・・・
小田急はこの車両を造った時、寿命20年と最初から踏んでいたのか、それとも思ったより速いスピードで劣化が進行してしまったのか、どちらなんでしょう。保守部品等は当然必要数を確保していると思われるのですが。結果的に「力を入れすぎた」ためにこうなってしまったということなのか?
もしそうだとすると、1000の更新も凝りすぎて途中で諦めてしまったこともあり、今後小田急は凝った車両の製造や更新は行わなくなるということですか。当然、連接車は製造しないでしょう。
VSEが小田急の目論見通りの活躍ができなかったとすれば、小田急に何らかの判断ミスがあったのか、または想定外の事態だったのか。
いずれにしてもフラッグシップ特急車を短期間で失うことは非常に残念です。東武のように後継車が見えているわけではないので。

コメント

_ 社内ではまったく声が出てないわけではないと…【速達準急】…信じたい! ― 2023年11月26日 17:16

お寒うございます。我が国も2シーズン制なんですかね。桜と紅葉のピーク時だけが春秋で、あとは夏と冬の2極化。

それは兎も角、鉄ピク2024年1月号によれば、東武スペーシアXの構想企画立案は2019年らしいですね。運行開始まで僅か3年半。今年春の習熟運転には、小田急からロマンスカーチームも同席したとか。東武は「絶対、お客様は戻ってくる!」と信じて、ウイルス渦中でも製造を進めたのでしょう。小田急も「やっぱり、やろうよ!」ってなることを信じたいものです。

素人なんで嗤われるかもしれませんが、仮に「90000形」として、編成の中央部分の2両程度を、スイート系個室の揺れの少ない連接車にして、前後はボギー車のレギュラーシートにする(モノクラスに固執する必要もないかと)・・・みたいなことができないかなぁとは思います。このままだと「連接車の整備技術の継承」が途絶えますので。2巡目に入ったNHKBSの「鉄オタ選手権:京阪」を見てそう思いました。

_ SHIN ― 2023年11月28日 15:53

速達準急さん、お疲れさまです。

テレビである方が言ってました。これからは日本は四季でなく二季になっていくと。もう現実、それに近づいてきていますね。

スペーシアXの習熟運転に小田急チームが参加したというのは耳寄りな情報ですね。小田急だって考えているぞということだといいのですが。

いままで小田急は展望席も料金は均一として特別扱いしてこなかったのですが、今でもプラチナ化している状況をみると少し高い料金を設定してもいいのではないかと思います。まあ座席のランクアップは必要でしょうけど。
1列車で多くの乗客を運びたいということでモノクラスとしてきたのではないかと思われますが、そろそろ2クラスでもいいような気がします。
連接車についてはおっしゃる通りだと思います。なければノウハウは途切れます。小田急はもうやりたくないのかも知れませんが、伊勢原新工場ができて、ラインに余裕が生まれれば、再びの可能性はゼロではないのではないかと思います。

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