ねこばす唐木田行き

■(俺）「おはようございます」
●(取引先某氏）「おはようございます」
■「いやぁ2000形が江ノ島線走り回ってますね。試運転で。この夏休みのちょっとした話題ですね」
●「え？マジですか？運用するんですかね？町田のＹ線延長とかの話は出てますか？それ以前に8連でしょう？使い勝手が悪い。特に江ノ島線では」
■「確かにね。現状9本で72両です。電装などの細かい事は兎も角、バラすと10連が6本、4連が3本に組み替えられます。9本体制は変わりません。廃車も新造もせずに、先頭車もほぼそのままで済みます」
●「おおおおおおお！しかし初期車は30年選手でしょう？費用対効果的には…」
■「それはありますね。しかし先代4000形の6連と4連化の組み換えは18年目、ＮHE2600形の8連化に至っては28年目です」
●「4連は何処で使うんです？」
■「藤沢と片瀬江ノ島間のローカルに基本、閉じ込めます。2本が常時で1本が予備です。当然ワンマン化を想定してます。6連12分毎では藤沢以北とのピッチが合わない。基本6分走行ですから、ややタイトですが10分毎には出来る。1時間当たりの輸送力は6連5本30両から、4連6本24両に落ちますが、今の時期以外なら問題は無いでしょう」
●「あ！その手があったか！ワイドドアですからサーファー対策もＯKと言う事ですね」
■「取手から小田原、江ノ島、唐木田と走り回る現行4000形よりも、区間準急や各停がメインの2000形は走行距離に起因する痛みは少ないんじゃないですかね？想像ですが」
●「日車や総車に持ち込まず、大野で出来れば組み換えはある様な気もしてきました」
■「補修部材が独自寸法になり、確保に手間はかかりますが”小田急オリジナル”感が現存の一般車では一番強いので、何か考えて欲しいですね」
●「確かに。サスティナブルを謳うには組み換え延命は悪くないかも。人気的には2000形はイマイチですが、短命に終わった1081Fの様にはなって欲しくないですね」

＝＝＝＝＝＝残暑お見舞い＆ご無沙汰申し上げます。赴任10年目でずっと挨拶はしていたのですが、この酷暑で使用タオルがロマンスカー柄で、待ち受けが喜多見駅で撮影した「もころん」でしたので「ネタ振り」してみたら、相当DEEPなお人。愚生より一回り位、年齢は下の様ですが、追いつくのが大変です。男性ではありますが、新たな出会いです。長くなりました。また宜しくお願いします。

速達準急さん、お疲れさまです。

いやー、濃くて素晴らしい内容の会話ですね。こういう会話してみたいものです。良い方とめぐり会われましたね。

江ノ島線は2000だけでなく3000の8両編成や、まさかの1000ブツ8まで試運転を行ったみたいです。どうしたいのかは不明ですが。
2000の編成組み換え、電装はめんどくさそうですが、廃車が出なくていいですよね。

これ、文字に起こすと長いですが、会話ならほんの数分だと思います。相変わらず速達準急さんの思慮の深さに感心します。
またいろいろな情報の提供をお願いします。