円滑化 ― 2024年08月03日
あるサイトに小田急が発表した移動等円滑化取組計画書という文書に付いての記述がありました。HPを確認すると結構分かりにくいところでこの文書を発見しました。
そしてそのサイトに書かれている通り、非常に気になる記述がありました。
・特急車両のトイレについては、車いす対応型トイレを26編成中24編成に設置。
・そのうち22編成にはオストメイト対応型トイレとなっている。
・未対応の編成については、車両リニューアルなど大規模改修を実施する際に計画する。
まず、特急車26編成というのはVSEを含んだ数値で、今年6月に発表する文書としてどうなのかなと思ってしまいます。
それはさておき、車いす対応型トイレが設置されていない2編成とは未更新EXE4両の2編成です。
そしてオストメイト対応型トイレが設置されていない2編成は未更新EXE6両の2編成(車椅子対応)です。
つまり未更新EXE2編成20両は車椅子やオストメイトに未対応なので、車両リニューアルなどが行われる際に計画する、となっています。
素直に読めば未更新EXE20両を更新するように見えます。しかしここまで更新を引っ張ってしまった現在、これから更新を行うのかに疑問もあります。「車両リニューアルなど」となっていますので、EXEのリニューアルをするとはいっていない。新規特急に置き換えて特急車のトイレ改修を完了させるのかも知れません。
「○○など」とか「計画する」とか結構煮え切らない表現を使っていますので、まだまだ何も決定していないのかも知れません。
30年選手の更新もいいかも知れませんが、ここはこの特急車トイレ問題はちゃんと検討していますよということにしていて、新規特急車の構想を練っているということであってほしいです。新型車設計であれば時間もそれなりにかかると思われるので、この文書はそれまでの「つなぎ」であってもらいたいなあ。
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