中期経営計画2025年05月31日

5月13日、設備投資計画とともに中期経営計画というものが発表されています。本文5ページ、恐らくパワポで作った資料35ページというものです。
で、交通業の進化という項目を見ると。
鉄道事業の継続的進化という項目でホームドア整備、災害対策、設備更新(車両新造、総合車両所移転)となっており設備投資額は2026年度604億円と大幅に増加しています。
新宿のビルだけでも負担が多そうなのに大丈夫なのかな、なんて変な心配してしまいます。
その下には要員体制減により持続性を持たせる。そして適切な時機での運賃改定を目指すとなっています。値上げですか。
要員減はサービス低下につながることもあり得るのに運賃値上げを目論む。現状物価はどんどん上がってますので、やむを得ないのかも知れませんが、日本の所得が上がらないことには反発も多くなるのではないかと思われます。

例えば新宿~多摩センターでいえば、京王に完全に差を付けられています。運賃は高く、遅い。これで値上げすれば、更に差が開きます。京王は複々線化を考えたようですが、この日本の現状で実施するとは思えません。もしやれば線増部は自己資金でやらなければならないので運賃がかなり上がり小田急と大差なくなるかも知れませんが、恐らくやらないでしょう。連続立体化で朝ラッシュ時も小田急と同程度の所要時間にできると踏んでいると思います。
まあ小田急、遅すぎますね。新宿~小田原60分も、実現したらもういいんじゃない、という感じで放置してますし。
複々線も輸送量では貢献していますが、こと多摩線に限れば、所要時間短縮には朝ラッシュ時の一部列車を除き、貢献していません。新百合ヶ丘での乗換えが強いられますので。
まあ江ノ島線もライバルいっぱいありますけど、なかなか改善は進んでいないので、多摩線は我慢しなさいと言われれば、その通りかも知れません。

新特急車は2028年運行開始とのこと。情報を出さないので何か盛り上がらないです。いつごろから情報出すのだろう。

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