新特急車!2016年10月22日

小田急からの発表に驚いています。
まず、70000形から見てみると
・展望席設置
当然、この車両がデビューするとLSEは落ちると思われますので、展望席は必要ですね。なんといっても人気がありますから。展望席はいつも満席なのでLが落ちてVの2本だけでは到底足りません。不満がでるでしょうね。みなさんどうやって席を確保しているのか不思議です。それほど空いていないので、展望席は必須ですかね。
・ボギー車
車体は20mボギー車7両になります。VSEで連接も車体傾斜も採用したので、今回はボギー車で正解だと思います。乗り心地向上は別の方法(フルアクティブサス)で、というのもいいです。これだと車体幅も広げられます。(VSEは車体傾斜のため2800mmですが、地下直でもないので2900mmになると思います) アルミ車体でしょうね。
・車内
またまた岡部デザインですので(もう変更してもいいと思いますが)イメージ図を見ても、シートが例の薄っぺらいやつのように見えます。そうだとすると残念です。あのシートなんとかしてもらいたいです。なんか安っぽいですし、座り心地がいいとは思えません。あとシートピッチがどうなるかですが、Mと同じにしてもらいたくない。400席確保といっているようですが、これは非連接で稼ぎ、シートピッチは最低1000mm、背もたれを厚くして体に添うようにしてもらいたい。フラッグシップの一翼を担う特急車なのですから。
・塗装色
イメージ図ではオレンジ一色になっていますが、これはまだ分かりませんね。なにか帯が付くような気がします。外観もあまりにざっくりしているので、実車はかなり変わるのではないでしょうか。

次にEXEですが (愛称がEXEαって・・)
・先頭部
変化なしですね。ちょっとがっかりです。
・塗装色
ツイッターに掲載されていたのと同じですが、窓上の帯がありません。これはどうしたことでしょう。実車に帯を施してみて決めたのでしょうか。やっぱり窓上の帯はないほうがいい・・とか。
リリースの外観イメージは、日車での実際の写真のように見えます。ということはこれで決まりですか。前面のあの文字、必要なんでしょうか。
この写真だと、台車や床下機器は汚れたままですね。このまま輸送され、大野で検査を受けるということですか。
・車内
シートは今までの形が踏襲されていますね。これはよかったです。なぜ50000~70000も同じにしないのですかね。不思議です。その他の設備は正常進化ですね。
これでEXEも今の特急車の水準になるわけですが、7編成の更新が終るまで何年かかるのかな。年1本ペースだと7年。もうちょっと早くしてもらいたいですけど、1000の更新ペースを見ていると心配になります。

運行について
・平日通勤時間帯に増発
新宿に8時台に着くような、本当のラッシュ時に運転するのでしょうか。今は新宿着7:33から9:16までは運転していません。東武東上も京急もやってるようですが、複々線効果で可能なのですかね。
・土休日所要時間短縮
これは「スーパーはこね」だけのようですが、現行80分台の新宿-箱根湯本間の所要時間を70分台にする、となっています。
現行9号が85分、13号が82分となっていますが、これが79分でもいいわけです。13号などは小田原で7分停車していますので、これを短縮するだけで実現してしまいますが、「スーパーはこね」は3本体制になるようで、この3本がすべて70分台にならないと意味がありません。となると現行9号は6分短縮が必要です。
新宿-小田原60分運転が実現するのかマニア注目ですが、この点についてはリリースには何も書かれていません。あと3分4分早く走るって、結構大変なんでしょうね。複々線部は例の騒音問題で速度規制していると(私が勝手に)思うので。

さて、少し話はずれるかも知れませんが、小田急が商標登録出願している「小田急ロマンスカーふじさん」。富士山ですから当然御殿場行きと思われるのですが、新特急車がそれに充当されるのか、とも思いましたが、展望席ありなので乗務員交代を考えるとそれはなさそうです。じゃEXEαが担当?でも御殿場線乗入れ対応になっているとは発表されていません。商標登録するくらいですから、今の「あさぎり」のままとは思えないのですが。謎です。

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