京王の設備投資計画2017年05月06日

京王も設備投資計画を発表しました。こちらも目新しいものはあまりないのですが・・・。

5000系の導入。2017年9月からロングシート通常列車として営業開始となっています。これどうなんでしょう。通常列車として使用してしまうと、有料使用開始の時、誤乗を防ぐのが難しくなってしまうのではないかと思うのですが。
西武40000みたいに最初から有料座席指定で登場すれば 「あ、この車両は有料か?」 と思うのではないかと。通常列車として使用してしまうと、それが普通という感覚になってしまわないのでしょうか。
西武も有料時は各車ドア1カ所しか開けないみたいですが、京王も同じ対応をするのかな。
あと、車端部の席をどうするのか気になります。西武40000はロングですが、京王はどうするのか?クロスシートで座席指定と謳っているのに、指定の席はロングだったって、気にする人としない人がでてくるのでは?座れればいいという人にとってはどうでもいいことですが、金払ってこの席かい、と思う人もいるかも知れません。座席指定の時は使わないという手もありますが、定員がかなり減ります。まあ車端部をクスロ化するのは困難なので、ロングのまま使うのでしょうね。
料金はどうなるでしょうか。西武は2~3社直通になるのでやや高めになっていますが、京王はそれがないので最大300円程度ですか。新宿線直通も考えられますが。

あと、列車の愛称募集をしていますね。内容見たら何と5択!自分で考えた愛称は応募できず、5つの案のなかから選択する方法です。○○ライナーが3つでウーンと思い、次のラクスプレスで何じゃこれと思い、最後のウェスターで意味不明と思いました。小田急のホームウェイも微妙ですが、いまこの手の列車の愛称って付けるの難しそうです。

その他はすでに発表されたものが多いです。車両のリニューアルは1000と8000になっています。インバータの更新について、「より省エネ性能の高い」 となっていますが、特にSiCとは書かれていません。もうSiCが普通になったということでしょうか。

これで2年続けて設備投資計画が発表されました。立体化は時間がかかるので、これからは毎年発表になるのかな。

お伊勢参り2017年05月13日

女房が以前から行きたいと言っていたお伊勢参りがようやく実現しました。
今回はそのとき撮った車両を中心に。
といっても最終日、二見浦へいった時だけ撮れたものです。ここ、私は 「ふたみがうら」 と読むと思っていましたが 「ふたみのうら」 でした。

                      参宮線 普通 鳥羽行き  キハ75

                      車内  キハ75-2ですので第2編成
伊勢市からこれで二見浦まで。快速みえに使用する車両ですが、普通列車にも使っています。
行きの新幹線N700A(新製)は非常に快適で、名古屋から近鉄特急に乗ったらこれが古い12400系?近鉄は車種が多くて形式がよく分からないのですが、乗り心地が悪くてガッカリしました。上下左右にガクガク揺れます。前の座席は空いていたのですがシートが揺れてガタガタ音をたてるほどです。小田急の一般車乗ってる方が余程乗り心地がいい。近鉄特急でお弁当を食べる時間だったのですが、肘掛け収納式のテーブルは小さくて使いにくい。車内の更新はしているのでしょうが、やや薄汚れた感じで暗い。この揺れは車両というより線路側の問題かも知れませんが。
それに比べてキハ75、気動車ですからエンジン音はうるさくて振動もありますが、乗り心地は近鉄車より快適です。速度の違いはありますが、それでも100km/hで走っていました。

夫婦岩を見物して帰りはこれが来ました。

                      普通 伊勢市行き キハ25 M3編成
行きの列車はツーマンでしたが、これはワンマンです。しかも後ろの車両はドアが開かない。あわてて前に移動しました。二見浦駅は無人で運賃はどう払えばいいのか分からなかったのですが、次の駅に着いた時、車内に整理券の発行機があるのに気付きました。案内もなにもないため、伊勢市に着いて運転士に確認したら、改札で乗車駅を申告すればよいとのこと。不正乗車はないのか、性善説的な取り扱いです。
ホテルに預けていた荷物を受け取り、近鉄伊勢市駅へ。
結構時間を取っていたのでホームで座って待つことに。すると下り通過列車の案内が流れました。

                      つどい 2013系回送
ネットで調べてみたら、子供向け観光列車のようです。当日は運転日ではないので回送と判断しました。

                      伊勢市志摩ライナー 23000系
待っている間に大阪方面の特急が3本行きましたが、どれもガラガラでした。そしてようやく名古屋行き特急が・・・。また行きと同じ車両です。ガッカリ。しかも結構混んでいる。乗り込んでちょっとした失態をやらかしました。2号車3番の席で座ったら、おばさんがここ私の席ですと言う。えっと思ったらなんと乗ったのは3号車!私は当然終点方から1号車だと思っていたので後ろから2両目が2号車と判断しましたが、これが逆です。東京発のぞみの先頭車が16号車、みたいな感じです。しかも座席番号は号車番号と逆の付け方。上り列車の前から1号車、2号車の順なのに、座席番号は後ろから1番、2番となっている。近鉄って全部こうなのかな。そういえば行きも後ろから1号車になっていたのに、気に止めませんでした。
20数年前、出張で散々乗ったのに覚えていません。伊勢中川のデルタ線で編成の向きが変わってしまうことがあるからなのか。とても不思議な感じがしました。

近鉄の車両や設備を見ていて、昭和を感じるものが結構ありました。
・乗車した特急車のクーラースイッチが天井に付いている。分散式なので1つ1つ投入しなければならないようです。
・横型碍子の大振りなパンタを載せた車両がまだある。名古屋って雪降るのに問題ないのでしょうか。
・駅の反転板式案内表示が現役稼働。
車両も古いものが結構あり、メンテして長く使うのが近鉄の方針なのですね。
あと近鉄は特急に愛称をつけないので、行先と発車時刻が重要です。「難波行き特急です」 「名古屋行き特急です」 の世界です。私は不便に感じましたが、昔からそうですね。

さて最後の行程、名古屋からののぞみ。JR西のN700A(改造)でした。しかしこれが最低の乗り心地。座席位置も18番で台車の上でしたが、それにしてもひどいです。ガーゴーの音と振動、揺れも大きいです。N700でこんなにひどい乗り心地は初めてです。昔々、500系に山陽区間で乗ったときを思い出しました。このときもひどい揺れで、特にトンネル内はすごかったですね。テーブルに置いた弁当が落ちそうになりました。
なんかJR西の軸梁式台車、ダメなんじゃないかと私の中で刷り込みされそうです。

相鉄の設備計画2017年05月20日

相模鉄道も設備投資計画を発表しています。内容はどこよりもさっぱりしていますね。
車両関係でいえば、8000系の制御機器更新、9000系のリニューアル、直通用新型車両の導入となっています。このうち新型車両の詳細は6月頃の発表となっています。
東急乗入れ車は20000系として一旦発表されています。その時と外観が変わってしまうのでしょうか。またJR乗入れ車は11000系が担当するものと思っていましたが、新型車12000系が製造されるとの話もあります。設備投資計画とは別に大々的に発表するのかな。
いずれにしろ新型車両が入ってくれば、古い7000系は順次廃車になるものと思います。この車両ってブレーキが特殊なやつですね。日立式。電磁直通ではあるけどハンドル操作は自動空気ブレーキと一緒。この車両がなくなれば全車電気指令式になるので、運転士にとって楽になるのではないかと。ただ以前にも書きましたが、乗入れ協定で東急直通車はT字型ワンハンドルになるのではないかな。
あと塗装の変更については9000リニューアル車だけに記述があり、他車はどのようになっていくのか分かりません。
まあ6月の発表で、その辺もはっきりするのかも知れません。
直通工事の遅れで相鉄としては苦しい状態が続きますね。マニアは別として、一般的にはまだまだメジャーとは言えない状況です。都内直通運転が始まれば、知名度も上がるでしょうから。

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