久々に2024年12月21日

ダイヤ「改正」ですね、小田急。
特急は変化が少ないので、一般車について見てみると・・・
おっ、と思われる変化があり、確かに「改正」かなと思いましたが、よく見るとそんなに変わっていなかったりして。

一番の変化は千代田線~多摩線の直通運転が復活することでしょうか。これはまあ、めでたい。でも直通するのは日中時間帯だけ。多摩線内を全駅急行停車駅として新宿行きと千代田線直通の急行を交互に運転。うーん、列車種別が変わっただけで、今までと同じじゃん。多摩線内だけで言えば。
千代田線直通が復活と聞いて喜んだけど日中だけで通勤時間帯はなしとわかって、ガッカリした人もいるのではないでしょうか。
今回は朝ラッシュ時についての記述がありませんので、ここはなにも変わらないのでしょう。というか、変えようがないのかも知れません。

さっき、多摩線内では変わらないと言いましたが、向ヶ丘遊園~新百合ケ丘間では日中急行が3本/時、純増になります。これは大きな変化かも知れません。
これに伴い多摩線シャトル運行がなくなるので6両編成の運用が減ります。上り急行は新百合ケ丘5番線着になると思われ、この時間帯は4番線が使われなくなるでしょう。
もう一つ使う頻度が減るのが向ヶ丘遊園のY線ですね。向ヶ丘遊園止まりの急行が唐木田行きになる。まあ、以前にも何回か書いたかも知れませんが、多摩線を長い引き上げ線として使うということです。このY線が空くことで、向ヶ丘遊園~登戸の複々線化工事になにか影響するのかな?それ以前に3番線入線時のシーサスを改良して速度制限を緩和してもらいたい。

多摩線は日中10両編成が上下12本/時走り、その時間帯が約5時間とすると全部で600両が走ることになります。これは過剰ではという人もいます。でもコロナ以前は上下18本/時走っていましたから、その当時よりはまだ少ないです。まあ確かに過剰だとは思いますが。

もう一つリリースのなかでこれは何?と思ってしまう記述があります。
「新宿を19時頃出発する唐木田行き急行を利用すると、黒川まで乗換えなしで最速35分で到着します。」
なぜに黒川?黒川って多摩線でも一番乗降人員が少ない駅です。その駅までの速達性を言われてもなあ、と思います。せめて永山でしょう。でもそうすると40分になって速く感じないからなのかな。30分台で着く最遠の駅が黒川ということですか。んっ、はるひ野は?

小田急も一般車の性能がほぼ揃ったわけで、どの車両が入っても同様の走りができるので、そろそろ運転曲線とか見直して、少しでも速達性を高めてもらいたい。そうしないと多摩線は京王には絶対かなわないと思います。あーでも、もう見直されているのかも知れません。そうだとしたら、ちょっと悲しい状態ですね。

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