ワンマン2025年03月29日

今年のダイヤ改正からJR東が2路線でワンマン運転を開始しました。常磐緩行線と南武線です。
同じJR東でもドア操作の方法が異なるようです。
常磐緩行
運転席手前左右に設置された押しボタンスイッチの操作により開閉。
南武線
TIMSモニタに表示される開閉等のボタンをタップすることにより開閉。

なんで異なる方式になってしまったのかというと、常磐緩行はメトロとの共通化をしなければならないので、ほぼメトロ方式となっているようです。だったら南武線も同じ方式にすればいいのにと思いますが、こっちのほうがコスト高になってしまうのかな。
南武線の実際の操作を見ると、停車→「開」をタップ→「設定」をタップ→ドア開 となっています。なにをするにもモニタの中央にある「設定」をタップする必要があるようです。誤操作防止のためなのかなと思いますが、ちょっと手間にも感じます。そしてなぜか「開」「設定」タップ後、ドアが開くまで時間かかかります。これなぜなんでしょうか。実際には停車からドア開まで5~6秒くらいかかってます。ホームで待ってる人からすると、開くものだと思って体動かし始めたけど開かなくて「ウッ」という感じですかね。これ何とか改善できないのでしょうか。

常磐緩行は10両 ATC/ATO運転によるワンマン。踏切なし。
南武線は6両 ATS-P/TASC運転によるワンマン。踏切多数。

運転士にとっては南武線のほうが、やや負荷が高いですかね。
今後もワンマン化が進むと思われますが、南武線方式になっていくのでしょうね。メトロ東西線がワンマン化されたら、乗れ入れ車両(E231-800)は常磐緩行方式になるかも知れませんが、それ以外の路線は南武線方式になるでしょう。

小田急は慎重な会社なので、東急みたいにせっせとやることはないでしょう。ようやく箱根で始めるところですので。その次は多摩線が候補ですね。ただ運用が複雑なので、まだまだ先の話となりそうです。

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