今度は東武 ― 2025年05月03日
東武が設備投資計画を発表しました。
車両について見ると
東上線用に90000系を製造。10両編成を2編成。これで5桁ナンパーも4を除いて埋まってしまいました。次はどうするのか。1000から始まる4桁に戻るのかな。10万はないでしょうから。
形式に4を使っているのは西武、小田急と東急ですか。小田急は特急車は回避してますし、東急は区分のための4000番台というちょっと苦肉の策となっているような感じです。西武は4000、40000と普通に使ってますね。
この90000系。前面形状が非常に変わってます。傾きが逆になってます。運転席でいえば、足元が狭くなるような形状です。これは面白いですね。
イメージ図では前面扉があるようですので地下鉄直通対応になるのかも知れません。
あとは野田線用80000系の増備。5両編成を4編成。この中には60000系から抜いた中間車が含まれるのかな。
ところで、この80000系。停車位置の厳しさが話題になっています。目標位置±60cm。1.2mの中に停車しないとドアが開かないらしい。運転席モニタに停止位置を示すバーが出て、この1.2mに入っているか確認しながら停めるって、これは大変。運転開始当初は雨でも降るとズレが大きくなり、過走の場合は戻らなくてはならない。遅れの原因となっていたようです。このためなのか不明ですが、一時運用から外れていたみたいです。
この厳しさなのに、運転士の腕だけで操作しなければないないのはホント大変だと思います。
でも、雑誌の紹介記事の諸元表を見ると、ATO、TASCが備わっていることになっている。しかし地上設備はまだない、ということなのでしょう。
60000系のリニューアルも発表されていますが、これは5両化されてマスコンも左手ワンハンドルになるようです。この編成もこの厳しい停車位置が適用されるのでしょうね。
なぜなのでしょうか。5両編成がそうさせているのか。運転士にはかなりの負荷になるような気がするのですが。TASC使ってほしい。
小田急の発表は14日頃でしょうか。
DC ― 2025年05月10日
といっても、直流でもなく、コロンビア特別区でもなく、確定拠出年金でもありません。今回はデータセンターということで。
今、千葉ニュータウン中央駅前の一等地でデータセンターが建設されるということで話題になっいます。この近辺はすでに多くのDCがあるようです。災害のリスクが低く交通の便も良い。土地もそれなりにあったということで集中しているようです。しかし今回の建設用地は巨大なイオンモールのすぐ横にある駐車場用地です。ストリートビューで見ると結構車が止まっていて、遊休用地とは思えません。東側にはマンションも建設されています。ここにDCができるというのは違和感しかありません。
しかしこんな話が持ち上がるということは、もうDCを建てられそうな市街地周辺の商業/住宅地に直接面しない適当な場所がなくなってきているということなのかも知れません。
これに少し似ているのが多摩市周辺です。駅周辺だけでも朝日生命、富士多摩ビル、東京海上日動などがあります。更に尾根幹線を西に行くとKDDI、建築中に火災が発生した某DCなど。
そして尾根幹線沿い、新学社のビル跡地に1棟建設中で、その東側の空き地に2棟建設されるという。
更に更に、KDDI、三菱UFJ、大和証券の集まる一角の南西の三角地。東京ばな奈の工場ができるという話があったのですが、これは立ち消えになり、ここもDCが建設されるらしい。東京ばな奈はちょっと期待していたので、残念です。
多摩市も地盤が強いことや水害のリスクが低いということで、DCがどんどんできます。しかしDCは莫大な電力を消費しますし、放出する熱も凄いと思われます。夏が・・・
そうそう、カワチ薬品と丸亀製麺のあった所、きれいに更地になっています。まさかここもDCなんてことになったら。
14日ではなく ― 2025年05月17日
13日でした。小田急の設備投資計画発表。
印象からすると地味な感じです。まあ派手な工事はほぼ完了ということですか。
車両面では
5000形1編成を新造。5065Fが誕生です。1編成だけですか。リリースの5000の車内写真、縦横比が変ですね。
3000形(6両編成)のリニューアル。2編成。
今まで年3編成のペースで更新してきましたが、ここでペースダウンです。3263F以降の6両編成車で未更新なのはあと6編成ですか。ここで年2編成ペースになると、あと3年かかるわけです。
その後どうするのかが見ものではあります。10両に手を付けるのか、8両はどうするのか。
3編成は更新せず、1000更新4両編成3編成との連結用に残しておくのではないかという話もありますが、更新しても電連を残しておけば連結できると思うのですが。違うのかな。
メンテナンス(CBM)については本運用に向けた検証を実施とありますので、今はまだ調整段階みたいです。もう本チャンかと思ってました。
ホームドアは複々線区間の5駅となっています。残りは経堂、和泉多摩川、成城学園前です。成城学園前は早く設置してもらいたいです。地下になっていますし、通過列車がそれなりの高速で通過しますので。
駅舎改良は鶴川と藤沢。どちらも大変そうな工事ですが、場所の狭さからいえば藤沢の方が難易度が高そうです。
ここで気付いたこと。ホームドアからも駅舎改良からも漏れ落ちてしまっている駅。新百合ケ丘です。今回のリリースでは記述が全くありません。もうこれは横浜市営地下鉄の延伸事業が滞っている証拠なんでしょうか。横浜市は今年着から施設の設計や環境影響評価等の業務を発注し、当初の計画通り2030年開業を目指すという記事がありましたが、どう考えても難しいんじゃないかと。あと5年でできるとはとても思われません。
なので小田急としても手のつけようがない、ということなのかも知れません。
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