地下3駅2013年04月20日

前回の続き。千歳船橋から向かったのは世田谷代田駅。

梅ヶ丘との間の勾配は34ミリ。仮設のホームも下北沢に向かって10ミリの下り勾配になっています。

カメラを水平に構えてホームを撮ったもの。ホームが坂になっているのが分かります。歩いていても結構坂を感じます。

ホーム端にはこんな注意書きも。
考えてみれば、今まで小田急には曲線ホームは沢山あれど、勾配途中の駅ってなかったような。

トンネル内は剛体架線です。ここのトンネルはかなり背が高いです。成城ではコンパウンド式の架線でしたが、トンネルが深くて距離が長いためか、剛体架線になっています。

下北沢への下り勾配は18ミリ。

ホームの下北沢寄りの一部はシールド部に入っています。この画像は携帯で撮りました。短いレンズを持っていこうか迷ったのですが、結局やめたのが失敗でした。
このホームは完全仮設で複々線完成時には撤去されるわけですが、跡地は何に使われるのでしょうか。

次は東北沢駅。
代々木上原からの勾配は35ミリ。ここもホームは10ミリの勾配となっています。
現在は急行線を使っているので、仮設ホームが緩行線の線路上に設けられています。

本設ホームは天井が低く、案内表示も小型のものとなっています。おそらく全面液晶画面と思われます。

下北沢寄りは急行線は下北沢に向かって緩行線よりも急勾配(35ミリ)で下るので、仮設ホームは緩行線本設ホームとの段差が大きくなるため、途中で終わっています。緩行線本設ホームは下北沢寄りにあと4両分くらい伸びると思われます。

下北沢寄り緩行線本設ホーム用の駅名板です。ホームは完成していないけれど、点灯しています。現状は本設ホームは約6両分しか使えません。8両対応するため、約2両分が上原寄りに仮設で伸びています。

各駅ともホーム両端には緑のD-ATS-P地上子が設置されていました。4年後には撤去される世田谷代田にも設置されていました。ということは、それ以前にD-ATS-Pが使用開始されるということでしょうか。

最後は下北沢駅。
ここでは画像は携帯です。やはり乗客が多いので、でかいカメラを向けるのは気が引けました。

やはり天井が低く、圧迫感があります。天井が低いため、案内表示も東北沢と同じ小型のものが使用されています。ごらんの通り、まだまだ未完成で工事中です。

駅名板も小型のものが使用されています。
ホームの幅が意外と狭く、更に柱がたくさんあるため、非常に歩きにくいです。せめて京王の調布くらいの広さにしてもらいたいですね。将来的にもここは急行線ですので、乗降は多いわけですから。
よくこれで人をさばいているなあ。複々線完成時はホームが分離されるのでましになると思いますが、今は大変でしょう。その証拠に多くの警備員が配置されています。
下北沢がこんなに未完成な状態で使われ始めたことにちょっと驚きました。もう少し完成してからのほうがよかったのではないか、と思います。まあ、いろいろ事情はあるのでしょうが。
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