メトロ6000引退2018年10月06日

5日でメトロ6000が引退しました。11月中頃まで特別運転が行われるようですが、ほぼ地下区間ですので、撮影は苦労するでしょう。
自分の記録をみても、この6000、ほとんど撮られていません。自分にとってあまり撮影意欲がわかなかった車両であったということですね。
その中で2枚ほど。

                      多摩急行 我孫子行き 6130F  2015年5月

                      多摩急行 我孫子行き 6129F  2015年11月
登場したときは画期的な車両であったわけですが、16000の入線などで寄る年波には勝てず、やや敬遠される車両になってしまいました。小田急車の加速がよくなかった時代はこの6000の準急なんかに乗ると、加速がよく気持ちのいい車両だったのですが、今では古さが目立つようになってしまいました。

幾多の改造更新を経て40年以上も活躍し、海外でも更に走るのですから驚異的とも言えます。
小田急車が100%冷房化しても、営団(当時)はトンネル冷房を推進して6000は非冷房だったので小田急線内では乗客の戸惑いもあったようです。
20年に渡り製造されたため、制御装置が更新(チョッパ→VVVF)された編成が残り、製造年の新しい編成が先に廃車になるなど、変化の激しい時代のタイミングって仕方がないとは言え、ちょっと腑に落ちない感じがします。
窓が小さいだの、爆弾ドアだの、色々言われましたが、メトロを引っ張ってきた車両だったと思います。

さてこの6000が走る常磐線で使用していたJR209系1000番台がなんと中央快速として走るみたいです。
中央線グリーン車導入にともなう普通車トイレ設置改造を、この2本の209を使って回すようですね。車体幅が150mm狭いわけですが、ラッシュピーク時これがどう影響するのか。といっても201系時代と同じわけですから、そんなに変わらないですか。たった2本ですし。
中央線グリーン車は予定からかなり遅れて2023年からとなっています。まだ5年あります。京王にかなり遅れをとってしまいました。
懸念されることがまだまだありますね。神田のホーム延伸とか、東京駅での折り返し時間とか。現状ダイヤでは東京駅の折り返し時間はピーク時2~3分です。乗客が全員降りて清掃(するのかな?ラッシュ時は省略?)、椅子の回転(これは恐らく自動)、普通車はドアが開けば降りる乗客が完全に降りきる前に乗車することも可能ですが、グリーン車はどういう運用にするのでしょうか。
そんなことはとうに考慮済なんでしょうが、乗客が思わぬ行動をすることもありますので、当面整理担当者が必要になりそうです。

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