消滅 ― 2022年01月15日
小田急の発表が衝撃的だったので、あまり内容を見ていなかった京王のダイヤ改正概要を確認。京王は「改正」となっています。
一番目立つのが、準特急の消滅です。内容を見ると「特急、準特急を名称統合し、停車駅を改めた特急として運行する。」となっています。
その停車駅は現在の準特急と同じなので、実質特急が消滅して準特急が特急に名称変更といった感じです。もう区分する必要がなくなったということですね。
それで非常に気になるのは、他の種別に言及がないということです。今のダイヤでは高尾線内では準特急は各駅停車で、急行は通過駅があるという逆転現象が起きています。これこのままなんでしょうか。このままだと京王片倉、山田、狭間は特急は停車するけど急行は通過という変なことになります。
今でも変なのですが、今はこの3駅を通過する特急があるから何となくごまかされていますが、これが特急停車、急行通過になれば、これは違和感ありありです。まあ急行は平日は朝上り3本だけしかなく、この時間帯は準特急がないので特別感ありますが、休日下りは準特急が走っている時間帯に3本急行があるわけで、これどうなるのでしょう。
あと気になるのは次の2点です。
①朝ラッシュ時間帯の上り列車の運行本数適正化により定時性を向上。
②土休日10~16時頃の相模原線 京王多摩センター~橋本間で列車種別・本数を見直し。
①は朝ラッシュ時上りの本数を削減するということですかね。現状でもスジが寝てしまい遅れが発生しているのでしょうか。大丈夫なのかな?本当に適正なのか?
②は現在準特急が各停化している時間帯を広げるということですね。これは納得感があります。
全体的には有料座席指定車は増やすけど、他は減少するといった感じです。
他社も大体同様な減便を発表していますし、この状況では仕方なしというところでしょう。
小田急の複々線ダイヤ改正では多摩ニュータウン輸送で京王とガチ勝負みたいな感じでしたけど、再び京王におまかせみたいになってしまうのでしょうか。
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