塗装 ― 2024年11月23日
2週間位前に、60253Fが検査出場したが今回の検査で1~3号車にはラッピングが施されたという記事を見ました。でも写真をみても何ら変わったところはなく、なんのラッピングだろうと思っただけでスルーしていました。
しかしこれは車体塗装がラッピングに変更されているものらしいと聞いて、へーと思ってしまいました。現在小田急の車両で塗装が施されているのは8000と特急車だけになりました。8000は引退してしまう車両なので、今後は特急車だけが塗装車となっていくことになります。塗装は面倒だし環境負荷も高そうなので、できればやめたい。それで無塗装化の試験を行っているのかも知れないと思いました。
カッティングシートでラッピングするって、平面や曲面くらいなら簡単ですが球面のような形になると、途端に難しくなると思われますが、今は複雑な形状の前面部もラッピングできています。もころん号も全面ラッピングですが、きれいにできています。もう鉄道車両は塗装は要らないのかも知れません。
この試験(?)の結果が良ければ次期特急車は無塗装ラッピングで登場するかも。
でも新幹線は別かも知れませんね。超高速で走りますので、もし剥がれたら大変な事になります。
鉄道車両はかつては綱製車体に塗装をしていたわけですが、この車体の保存って各地の静態保存車を見れば非常に大変であることがわかります。露天保存であれば数年でまず汚れがひどくなり、そのうち塗装の膨らみ→剥がれに至ります。やはり屋根があって直射日光や雨から守られなければ、なかなかきれいな状態とはなりません。
その点、車の塗装って凄いと思います。今自宅にある車ももうすぐ9年になりますが、完全露天駐車です。当然汚れはしますが、物凄い手間をかけて保護しているわけでもないのに(年数回の簡易コーティング洗車程度)塗装の傷みは感じません。まあ手法が違うのですが。
後はラッピングの寿命がどのくらいなのかも気になりますね。京王8000緑が9年、9000ピンクが6年ですので、10年位は持ちそうです。
素材もどんどん進化するでしょうから、問題ないのでしょう。
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