追いかけっこ ― 2024年02月03日
去年はVSE絡みのいろいろなツアーが実施され、VSE同士やGSEとの追いかけっこツアーがありました。VSEが完全引退となった今年はもうこういうイベントはないのかと思っていました。新特急車の話題もないし、しーんとした1年になると思っていましたが・・・
なんとEXEとEXEαを使った追いかけっこツアーが実施されるとのこと。
この話を見た途端、なんかいやーな予感が。
最近の小田急って、この手のイベントをやる時は引退絡みが多いような。もしそういうことなら、EXEの引退が近づいているのではないかと思っちゃうわけです。
更新されていない2編成の製造が遅いほうなので、まだそのまま使えるといえばそうですが、トイレ等の設備が陳腐化してきているのも事実です。
まだ登場から25年程度ですので、このまま引退するのは早すぎるし、かといって今更更新するのかというのも遅すぎる気がします。一気に更新しなかったために、この2編成が非常に中途半端になってしまった。少なくともインバーターの更新は必要では、と思います。
で例のツアーが実施されるということで、引退間近の予感がするわけです。
現状、特急利用客数がどうなっているのか分かりませんが、VSE2編成、EXE2編成が抜けても問題なしであれば、かなり利用客数が減っているということになります。
このツアーが引退がらみではなく、これまでのツアーが好評だったから企画したということであればいいのですが。
社長 ― 2024年02月10日
交代ですね、小田急。役員紹介を見ると、新社長は現社長の下5人の5番目にあるので、4人抜きということになるのでしょうか。ただ現社長は会長に退くとはいえ、代表権を持っていますので、まだまだあんた一人には任せんぞ、と言う感じがします。
そういえば日本航空もスッチー出身の女性が社長になりましたが、現社長はやはり代表取締役会長となっており、まあいろいろ口を出すんだろうなあとは思います。現状でも日航は代表権持ってる方が3名います。代表権持ってる人は一人がいいのか、複数人がいいのかは分かりませんが。
一人の力が強すぎると独裁、暴走につながるし、多数の力が強すぎると迷走(船頭多くして船山に上る)になりがちです。まあ悪く考えればですけど。その会社の特性や規模によって代表権を持つ人の人数を最適にしていくということなんでしょう。
小田急は社長交代で何かが変わるのだろうか?現状は私の感想としては、車両の廃車は続くし、新車導入の話もない。車両でいえばシーンとしている感じなんですが。
今行われている新宿再開発事業も東急不動産が参画するようで、小田急とメトロだけではなかなか難しいのでしょうね。
また箱根でいえば、グループ各社の再編が行われ、とうとう箱根登山鉄道の社名が消滅してしまいます。路線名では箱根登山線として残るのでしょうが、残念です。株式会社小田急箱根といわれても、なんかピンと来ません。
箱根観光をどのようにしていくのか、ということですが、これは新しい特急車の性格をどうするかにも関わってくるのではないかと思います。VSEのような観光に特化した車両なのか、MSEのように通勤、一般使用に対応した車両なのか。
今の展望席のある特急車2編成でもう十分と考えているのかも気になります。展望席付特急車が増えないことで利用客も減少するという、かつてのEXE登場時のようにならなければいいのですが。
特急 ― 2024年02月17日
新ダイヤが発表されました。
といっても、もともと「ダイヤ修正」といっている通り、ほとんど変更はないです。特急でみても、時刻の1~2分程度の変更がある程度です。
で、休日下りの時刻をみてみると、スーパーはこね1号の小田原到着が9:59から10:00に変更になっています。59分運転が60分運転に。
こんなの誤差の範囲だよな、ということなんでしょうが、複々線完成時、余裕のできたダイヤをちょっと無理して59分運転のスーパーはこねを3本登場させ、どーだ!という感じだったのですが。
しかしすぐにコロナの猛威が来てしまい、乗客は減少の一途。そしてコロナ対応ダイヤとなり減便、減便ということになってしまいました。
平日2本、土休日4本(内3本が59分運転)だったスーパーはこねも、土休日2本だけとなりました。それでも1本は59分運転を続けていましたが、ここでついに60分運転へ陥落。
いやいや小田急はもともと新宿~小田原間60分運転を目指していたのだから、60分でいいんじゃない?ということなんでしょうが、なんでわざわざ59分にしたかといえば、意地みたいなものだったのではないかと。
今はもうそんな意地張ってる場合じゃなくて、少しゆとりを持たせようということなのかと思います。
でもこの60分運転の土休日スーパーはこねが特急としてのフラッグシップだと思うのに、車両はEXEを充当させています。この辺、ちぐはぐな感じがどうしてもしてしまいます。
前回も書きましたが、小田急が今後箱根観光をどうしていくかを、特急ダイヤや車両により示していかなければならないのでは、と思っています。
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