気付き2024年03月02日

所用があって町田へ。
今回の町田行きは乗る列車4本がすべて3000で、なんとも変化の無いものでした。
それでも気付いた事が少し。
まず新百合ケ丘。
4番線の6両停車位置が変更になっています。3番線は確認するのを忘れました。以前は3カ所の階段(エスカレータ)に編成がかかるように停車していましたが、今は約1両分小田原方に停まるようになっています。6両の場合、ほぼ最後尾に乗ると小田原方の階段がすぐだったのですが、かなり後ろに停まるようになっています。これで新宿方の新改札口に出るエスカレータには先頭がかからなくなっていると思われます。
また、1、6番線の8両停車位置も変更されています。どちらも新宿方へ1両分ほどずれています。小田原方が2両分空くという感じです。
これはなんでなんだろう?新百合ケ丘はホームドアの設置とかはまだ行われていないのですが、なんのための位置変更なのかな。1、6番線は8、10両の運用があるので、ホームドア設置時の乗務員用スペースの設置箇所を最小限にするため。3、4番線は6両の運用があり、以前の停車位置だと階段と乗務員スペースが被ってしまうから・・・なのか?

そして町田。
上下線ともホームドアが設置されていましたが、下りはまだ未稼働でした。
帰りにこんなものを撮影。

            4番ホーム
これは例のQRコード読み取り装置ですか。連れもいたし荷物もあったので、これ以上うろうろできませんでした。
特急はどうするのかな。車種別に専用スイッチがあって、車掌が操作するというのが順当な感じですが、もしそうならミスをどう防ぐかということですね。
東急やメトロ、都営など、比較的固定的な編成が走る路線はホームドア設置がどんどん進みますが、その点小田急はやや苦しいですね。

過走2024年03月09日

6日に発生した「つばさ121号」の郡山駅過走。ホーム線を超えて本線まで、500mも過走したとのこと。これはかなり重大なトラブルではないかと。
この状況をテレビ局のライブカメラが撮影していて、列車がかなりの速度で進入していることが分かります。
E3系7両編成が4秒程度で通過。簡易的に計算すると1両20mとして編成長が140m(実際はもう少し長い)。秒速35m。時速にすると126km/hになります。郡山駅の構造は本線から左分岐し、更に右分岐して12番ホームへ入ります。ここの分岐器は18番だと思われます。通常の分岐側通過速度は80km/h程度でしょう。それを左/右と連続して130km/h近くで通過すれば、車両は相当な揺れを感じたと思われます。最初の左分岐で右へ振られ、すぐに右分岐で左へ振られる。乗ってる人は非常に大きな揺れで恐怖を感じたのではないかと。
そしてホームを通過し、左合流、右合流して本線上で停止。ホーム通過後は速度も落ちていたので進入時ほどの揺れはなかったかも知れませんが。

じゃなぜブレーキが効かなかったのか?
ブレーキは効いたが、車輪が全部とはいわなくともロックして滑走した。これは考えづらいです。駅に停車するには何キロも前からブレーキをかけ始めるわけで、そこをずっと滑走することはないのではないかと。
ブレーキは動作したが、雪、低温、高速走行による風でブレーキパッドが凍結し、効かなかったということも考えられます。でもE3系は5M2Tです。5両のM車の電気(回生)ブレーキが動作すれば空気ブレーキの効きが悪くても、かなり速度を落とせるはずです。
2014年に東急東横線で追突事故がありました。この時は凄い雪で、そうにも関わらず東急は速度規制を行っていませんでした。先行車が元住吉駅で過走し、後退させるため後続列車に非常ブレーキ指示が出て操作したけど、ブレーキシュー凍結のため効きが悪く追突した。この時も非常ではなく常用最大ブレーキであれば電気(回生)ブレーキで減速できたのではないかと思うのですが。
今回のトラブルはこの東急の事故を思い浮かばせるものがあります。
双方ともATCなのに、なんで?

このE3系単独編成は2年前にも同じ郡山で過走していて、原因はまだよく分かっていないとのこと。編成の前方車両が滑走しやすいとはいわれていますが、7両中3両も4両も滑走するのでしょうか。もし滑走したら踏面が傷つき、フラットがひどくなるのでは?
前回の過走以降、ブレーキ軸を増やすために回送扱いのE2系を連結していたそうですが、今回は単独編成として再びの過走。なぜE2をはずしたのかというと、E3のブレーキを改修したかららしいですけど。前回、今回ともATCに異常はないとのこと。
分岐器進入速度が今回以上高かったら、脱線して大事故になる可能性があります。
原因不明のままにはしてもらいたくないです。

新時刻2024年03月16日

今日から新時刻になるわけですが、最寄りの唐木田駅の時刻表を比較してみました。

発車時刻よりも目立つのは、まず1番ホーム発車を示す青星マークがなくなっています。全部バッサリ。
次に日中の化け急を示す、橙色の「四角内に百」のマークがなくなっています。行先を示す「新」の表示のみとなっています。当然下の凡例欄からも「新百合ケ丘から急行になります」も消えています。

これはなんなのでしょうか。発車番線や種別変更なんか駅で発車案内表示を見りゃわかるでしょ、といわれればそうなんですが、なぜ今まであったものをなくす必要があるのかが分かりません。私からしたらサービスダウンですね。このHPの時刻表にこれらを表示するのがものすごく面倒なわけではないし、以前のようにボケット時刻表を配布するでもない。紙に印刷するなら面倒でしょうけど。
だったらちゃんと表示しておくべきだと思うのですが。

発車時刻は5:50発が5:49発になっている以外は変更なしです。まあほぼゼロ変更です。
ちょっと登戸の時刻表も見てみたのですが、やはり後発速達列車の案内がなくなっています。
親切案内だったものがどんどん簡素化されていくのは納得できないですね。
なぜなんだろう。

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