FCNT2023年06月03日

 元F社の携帯端末を製造販売していたFCNTが民事再生法の申請を行いました。

2020年9月、我が家では携帯端末の入換を実施しました。私はガラケー+MVNOのスマホの2台持ち、妻はらくらくホンでした。私のガラケーが12年以上経過しているのと、スマホの動作がかなり重くなってきたため、一気に入換を計画しました。3G回線も終了が近づいていますし。
端末の極端な値引きが規制された以降、ネットで売っている端末の価格が高止まりしているので2台持ちはあきらめ、MVNOを解約してドコモのスマホ(アンドロイド)1本とすることにしました。そして妻はらくらくスマホに。本人がこれがいいと言ったのでこれにしてしまったのですが、今考えると間違ったかな。

このらくらくスマホ、ガラケーらくらくホンと使い勝手を近づけているので、普通のアンドロイド端末と全然違う。私自身も使い方がよくわからず、教えるのに苦労しました。とりあえず通話、メール、YAHOOでの検索程度を教えて今に至ってます。
ここでFCNTが事業停止となると、ドコモはサポートを継続するといっても、いつまでサポートされるのか分かりません。1~2年後に故障でもしてしまうと修理はできない、らくらく端末もないとなって普通のアンドロイド端末に変更しなければならないことも考えられます。少なくとも端末の製造は止まるので、在庫セールだけになり、どの位の期間販売されるか分かりませんので。
もしそうなったら、ここから教えるのは大変だなと。だったら2020年に普通のアンドロイド端末にして、少し苦労はしても教え込んでおいたほうがよかったかなと。5年位経ったら覚えるのはもっともっと苦労するでしょうし。

iPhoneが出てきたのは2007年ですか。タッチパネルをマルチタッチとして拡大縮小やスクロールができる機能は画期的で、驚きました。
当時はバブルが崩壊して10数年経ち、日本の電機メーカーは衰退して「製造」というものを捨てにかかっていました。ここであわててスマホだ、さあ開発だといってもただでさえ弱っているのに短期間で開発などできない。で当初発売されていた日本製スマホはダメなものが多かった。それでもなんとか製造を続けるメーカーもありましたが、次々と撤退。FCNTがなくなると国産といえるのはソニーだけですか。シャープも台湾の会社になってしまいましたし。
日本の電機メーカーがここまで凋落し、製品の継続性がなくなると消費者としても不便を被ります。
この先どうなっちゃうのかな。

8両減2023年06月10日

8060Fと8052Fが解体されてしまいました。

これで一般車の現有数は
1000    10×7+4×7=98
2000      8×9=72
3000    10×12+8×8+6×27=346
4000    10×16=160
5000    10×12=120
8000      6×12+4×10=112
合計 908両

3000が圧倒的な勢力であることが分かります。
小田急が計画する保有台数が何両かは分かりませんが仮に900両として、もし1000が廃車されずに計画通り160両残ったとすると、8000はたったの42両しか残りません。6両×7編成。
現実は1000は62両廃車され、8000は112両残っています。もし900両計画なら更に4両編成2編成が廃車となるかも知れません

クヤ牽引車を1000未更新車から8000に変えたのはなぜなんでしょう。現状営業運転で計測可能な車両はないので、クヤは当面使用されるでしょう。だったらクヤ牽引は1000更新車とした方が、よかったんじゃないかと。4両編成の使い道がなくなってきているので、8000を引退させたほうが素直だと思います。

1000の62両途中敗退と、続く8000の廃車。今年度の5000増備なしで、どこを落とし所にしているのかわからないです。
しかし3000の更新、1、2次車を除いても274両あります。現在実施されている「簡易更新」だとしても、本当に全車完了するのだろうか。 

リリース×22023年06月17日

小田急からリリースが2件。

1件目
藤沢の自由通路拡幅と駅改良工事に着手。ただしこれは第1期施工だと書いてあります。
内容はざっくりしていて
・自由通路8mから16mに拡幅。
・現在の地上改札を自由通路階に橋上化する。メインの改札機能は自由通路階だが、現在の地上階も一部共用。
となっています。
非常に気になる地上改札も使うということ。ホーム延長とか、駅構内配線の見直しとかは一切触れていません。ただし、ホームドアは整備するとあるので、ホーム形状とかは現状のままホームドアを設置するということですか。ホームは現状維持ということなんですかね。うーん。
イメージ図が何枚かありますが、なかなかイメージできない。
第2期施工も図によれば小田急コンコースが西側に広がることしか分かりません。現在あるJRとのレ連絡橋がどうなるかも分かりません。まあ現状ではよく分からないということです。

2件目
保線管理システム「RAMos+」を開発。
あー、ついにきましたね。営業列車での検測。このラモスプラスというのはシステムソフト側の名称のようです。複数社で使用することで、1社当たりの導入費用を押さえられるということですか。
搭載するのは新型車両である必要はないようで、掲載されている写真も京浜東北線E233系のサハです。最近の車両はクハの床下は保安装置などで混んでいるので、サハのほうが空いていそうです。
小田急で使用するとして、全線に渡って万遍なく走行する車両は・・・5000または3000の10コテですか。 でもこれだと藤沢~片瀬江ノ島間が手薄になりますか。10コテ1編成、6コテ1編成に搭載すればいいかな。

これが投入されると、クヤがお役御免となってしまう可能性が。しかしこのシステムではさすがに架線検測はできません。これをどうするのか。
・クヤを残し、現在でも月1回の架線検測は行っていないので低頻度な検測を行う。
・営業車両で架線検測を行える装置を導入する。
どちらになるかな。後者のほうが有力でしょうか。

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