北海道の観光列車!2019年02月02日

ここに来てまたまた観光列車新設の話題。
ちょっと驚きの話ですが、JR北海道が、または東急が「THE ROYAL EXPRESS」を北海道で走らせる計画があると報じています。
これ、色々記事を読んでもどちらが主体になるのか、はっきり分かりません。しかも東急だって観光列車にそんなに実績があるわけでなく、伊豆急の2100系を改造してJR東→伊豆急で走らせているわけで、自社線で走っているわけではありません。

そもそも交流電化と非電化区間しかない北海道で直流車が走れるわけもなく、憶測が飛び交います。2つの案です。
1つ目は、今あるJR北の車両を改造する案。まあ気動車になるでしょうが、素直な説です。ほぼどこでも走れますし。難点は改造費が嵩むこと。
2つ目は2100系をそのまま持っていく案。そうなると機関車が牽引するわけですが、JR北が持っている機関車はDE10ですか?ちょっと非力な感じがします。この場合電源車が必要です。それを含めて9両を牽引しなければなりません。勾配区間では苦しいかな。重連?総括制御は?
ネットでは早くもDF200が牽引する画像を作っている人もいますが、JRFが貸してくれるかどうか。カシオペア牽引で借用した実績はあるようですが。
2100系も外部電源対応の改造が必要です。この車両は制御系は古く、抵抗制御でHSCブレーキなので、ブレーキは問題なさそうですが、空気管の接続も必要です。

あとは運行期間と季節です。
2つ目の案だと、車両は1本しかありませんから、北海道行っている間は伊豆行きは運休になります。この車両は耐寒耐雪構造にはなっていないでしょうから、冬季は無理だと思われます。
あと、行ったらしばらく行きっぱなしになるのか、それともある程度の間隔で戻ってきて伊豆へ行くのかです。頻繁に往復すると輸送費も増加します。こうなるとこの2案のどちらが安上がりなのか分からなくなります。

正式発表ではなく、すっぱ抜いた様な記事なので、憶測はこの辺でやめておきましょう。

2019年02月09日

ネタもないのでネットで情報を拾っていると、気になる話が。
VSE早期引退!
発端は、どうも大野にいた7803号車が解体線に移動し、解体される模様という話からでしょうか。
7003Fは引退後、先頭車2両が保存され、ロマンスカーミュージアムに展示されると予想されていましたが、これが1両のみになる。
展示車両が減少 → 展示場所が空く →  新たな展示車両ができる → それがVSE
という流れ。これがこの噂の元なんでしょうか。
現実は逆で、VSE引退 → ミュージアム展示 → 場所の確保 → 7803解体 ということになるのでしょうか。

どうも、ミュージアムに展示される車両が、当初我々マニアが想像していたより減少するのではないかということです。これが展示車両の増加で、当初展示予定の車両をはずすのではないかという憶測を
呼んでいるのかな?

まあ、展示予定車両は11両で、モハ1×1、SE×3、NSE×3、HiSE×1、RSE×2、LSE×1 で11両となり一件落着ですか。
VSEも唯一の連接車となり特殊な存在ではあるけど、あれだけ力入れてくつった車両なので、簡単には引退させないでしょうね。次の車両の計画もありませんし。
自分も最初、何となく納得してしまいましたが、噂に振り回されずよく考えなくてはいけませんね。

正式発表2019年02月17日

THE ROYAL EXPRESSが北海道に行くことが正式に発表されました。
いやー、本当に行くのですね。
リリースを見ると、2020年5~8月の間の約1カ月間、週4日程度となっています。約16回の運転。
編成イメージを見ると、ディーゼル機関車として凸型のものが2つ描かれています。まさかのDE10重連ですか。丸々1カ月使うとなると、さすがにJRF からDF200を借りるわけにはいかなかったということでしょうか。あと電源車って何使うのでしょうか。JR東が持っているのかな。この編成については予定であって決定ではないようですが。

この発表のすぐ後で、JR北海道が観光用にも使える特急車を新造するとのニュースが出ました。更にキハ40の改造も発表。
新造するなら、わざわざこんな大げさな事する必要ないんじゃないかと思うのですが、やはり何か起爆剤が必要なんですかね。

今、地方の鉄道路線は苦境に立たされています。JR北海道の維持困難路線の発表でも、地元自治体からはJRの努力が足りないという声ばかりです。沿線住民も「鉄道は必要だよ。でも乗らないけどね。」なんて、平気で言ってます。
観光列車に乗る少ない乗客よりも、常時乗っている多数の利用客が路線維持には必要です。
企業が生きていくためには何が必要なのか、分かってない人達が多いみたいですね。

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