サステナ・・・??2022年05月14日

例によってツイッターを見ていて、ちょっと驚きの記述を発見しました。
ここで取り上げるのは珍しい西武の話題です。
西武グループ中期経営計画の進捗という資料にその記述はあります。このPDFを見つけるのに苦労しました。
この資料の47ページ目。
鉄道車両については・・・環境負荷の少ない「サステナ車両」の導入を進め ・・・
サステナ車両とは、無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両を当社独自の呼称として定義  とあります。

まず呼称ですが、これはJ-TRECの「サスティナ」と余りにも被ってしまっています。恐らく西武はサステナビリティアクションというのも掲げていますので、そこからサステナとしたものと思われますが、車両の呼称としては、もう少し配慮したほうがよかった・・・のかも。

そしてその内容にある「他社からの譲受車両」というのが、ビックリです。車両を新造せず、他社からの中古車両を購入して運行するとなると、大手私鉄では初めてのことになるのでしょうか。
どこから購入するのか。資料の46ページには「東日本旅客鉄道株式会社との包括連携強化」という項目があります。これでE231を譲り受け、多摩川線の新101系を置き換えるなんていうのがツイッターでささやかれています。E231ならサステナ車両の条件を満たしています。また多摩川線は完全独立した線区なので、車両検査は武蔵丘車両検修場まで行くために甲種輸送が必要です。
もしE231となったら、JR-Eの工場で検査を行うことができ、多摩川線をATS-P化してしまえば、自走で大宮へ行けるのではないかと。甲種とか配給とか、機関車が牽引する必要もなくなるのでは?

ちょっと妄想が膨らみ過ぎたかも知れませんが、JR-Eとは「鉄道事業における営業面、運転面での連携施策を検討する」とありますので、可能性はゼロではないといったところでしょうか。
ところで西武ってE231走らせられるのかな。30000の車体幅が2930mm。2950mmのE231は大丈夫なのか?最大幅はほぼ変わらないので大丈夫そうですが。

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