乗降人員2023年07月08日

小田急の駅別乗降人員のデータが2022年のものに更新されています。
減少している駅はなく、全駅増加です。地元唐木田は、というと13716人で5.2%増。増加率では2桁の駅も目立つなか、かなり控えめな数値です。まあ20000人目前をビークとして、今後も緩やかに減少していきそうです。今後大規模な開発等はなさそうですし、徐々に車庫のための駅化していく感じ でしょうか。

増加率で目立つのは
東海大学前  30.5%
祖師谷大蔵  17.4%
下北沢        16.1%
新宿           15.6%
などです。東海大学前は納得ですが、祖師谷大蔵はちょっとよく分かりません。
10万人を切っていた駅もすべて復活しています。
しかし、輸送人員を見ても、旅客運輸収入を見ても2020年の底からは順調に回復しているようには見えますが、2019年度以前の水準には達していません。この水準に達することはなかなか難しいのかも知れません。
客車走行距離もゆるやかに減少してます。この資料には特急車の乗車状況が記載されていませんので、特急需要がどうなっているのかは分かりません。
特急の空席照会を見てみると、相変わらずGSEの展望車は「×」ばかりになっています。展望車のある車両は2編成のみとなっていて、これが長く続くとかつてのEXE登場後のように、展望席以外の箱根特急の集客に徐々に影響が出てしまわないか少し心配になります。
かといって、需要が回復していないのに次期特急車というのも難しいです。

コロナも第9波と言われていますし、その他の感染症も大はやりのようです。いつになったら2019年以前の状況になるのでしょう。

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