新松田2023年05月27日

YAHOOの記事だったか、新松田駅周辺の整備計画が動き出すとのことで。
ネットでいろいろ検索すると、この話は何年も前からあって、2018年には整備基本計画が策定されています。しかし議会で揉めて、2021年には当初予算にあった駅前広場整備の詳細設計委託料が削除されるという修正案が可決され、整備事業はストップとなったようです。
ところが、5月20日に新松田駅北口地区市街地再開発準備組合が発足し、整備を推進するらしい。2年でなにがあったのか?いろいろな利権が絡んでいるのかも知れませんが、この組合もすんなり事が進むとは思われません。2029年完成を目指すとしていますが、どうなんでしょうね。

内容は再開発ビル2棟を建設となっていて、それに合わせて駅前広場と南北自由通路を整備するとなっています。さらに新松田駅の橋上駅舎化も検討するとなっていて、さらにさらに新松田駅とJR松田駅をペデストリアンデッキで結ぶことも視野に入れている、となっています。
イメージ図は立派なものができていますが、決まっているのはビル2棟の建設だけで、それ以外は決まっていないことが多すぎるような気がします。

もしペデストリアンデッキで両駅が結ばれて乗換えが便利になったら、夢の御殿場線直通がいらなくなっちゃうのかな。それはそれでつまらなくなっちゃいます。
小田急の中期経営計画には新松田についての記述はないです。まあ2026年度までの計画ですので、駅整備であるのは藤沢と鶴川だけです。
鶴川は改良工事着手が発表されました。南北自由通路は町田市が、駅改良は小田急が事業者となっています。駅舎は現在よりホーム中寄りに設置されるようです。当然2面3線のままですね。

何年か経過すると、設備投資計画などに新松田駅改良が記述されるのかも知れませんし、そうあって欲しいです。2018年に酒匂川へLSEを撮りに行ったとき、松田の町を少し歩きましたが、とにかく狭くてゴチャゴチャしている印象がありました。
改良工事があるとしたら、南北自由通路は松田町が、駅改良は小田急が実施することになるでしょう。しかし新宿再開発や車両工場移転などの大プロジェクトが進行しているので、この話に小田急が乗るのかどうかですね。

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