京王80002013年10月12日

先日朝、通勤時に8730Fがやってきました。停車時にインバータの音が違うのに気付きました。とうとう8000もインバータの更新が始まったな、と思いました。音は9000のとも全然違う。強いていえばメトロ16000に近いかな?ネットで調べて見ると、すでにたくさんの情報がありました。驚いたのは2種類のインバータを搭載していること、それも一つはPMSMだということです。だからメトロ16000に似ているのか。8000はGTOサイリスタのインバータだと思いますが、更新すればIGBTインバータになるでしょう。この場合モーターって交換しなければいけないのでしょうか。モーターは半導体機器に比べ寿命が長いので、インバータ更新でモーターも交換するのはもったいないですね。

これは小田急1000にも言えることで、小田急1000も更新が始まるでしょうが、同じインバータでもGTOサイリスタからIGBTに変更するとモーター交換では費用がかかりすぎます。小田急8000はもともと制御方式が違うので直流モーターから交流モーターへの交換は必須だったですが。しかし、小田急1000はインバータの更新をすでに行っているので、当分車体更新はないのかもしれません。ただ、ブレーキだけは何とかしてもらいたいですね。空気指令式はほぼ1000だけになりましたから。

話を京王8000に戻すと、8730Fはそろそろインバータ更新が必要なので、試験的に2種類のインバータを使用した、というところでしょうか。でもPMSMにすると必然的にモーター交換となるので、費用はばかにならないのではないでしょうか。
私が乗ったのはPMSMの車両でしたが、駆動装置はそのまま使用していたのか、惰行時のゴロゴロ音は結構大きかったです。
京王7000はすでに全車VVVF化されていますが、更新には時間がかかったらしく、仕様にかなり差があります。種別/行き先表示も幕式のままの編成もあればフルカラーLEDになっているものもあります。車内の案内表示もLEDとLCDのものがあります。
 いよいよ8000の車体更新が始まるのでしょうが、8000はすでに種別/行き先表示はフルカラーLEDになっているので、車内照明がLED、車内案内がLCDになるのが目玉でしょうか。あと、6+4の10コテは中間の乗務員室を撤去するかどうかに興味があります。


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