乗降人員2020年06月27日

小田急の駅別乗降人員データが2019年度分に更新されています。

やはりコロナの影響が出ているのか、マイナスとなっている駅が多いです。
その中で、代々木八幡から祖師谷大蔵までの各駅が増加しているのが目にとまります。特に東北沢や世田谷代田という乗降人員の少ない駅の伸び率が高くなっています。
そして、目立つのが開成の8.2%増加です。急行停車駅となり、開発が進んでいるのでしょうか。

減少している駅では、小田原、藤沢が印象的です。やはり自粛で観光客が大幅に減少したのが影響していそうです。
19年度のコロナの影響は1~3月でしょうから、20年度はもっと影響は大きくなりそうです。で、小田急は役員報酬の減額を発表しています。
複々線は完成しましたが、ホームドア設置、車両の更新/置き換え等、やらなければならないことはまだまだあり、厳しい経営状況になりそうです。

あと海老名が本厚木を抜いて6位になりましたね。本厚木の減少率が少し大きくて後退してしまいました。ただ、自他線かかわらず接続路線のない駅としては本厚木の乗降数はすごいです。

地元唐木田はどうなのかというと、1.9%減。鈍化はしましたが、減少に歯止めがかかりません。19年度は多摩センター始発の通勤急行の影響が大きいような気がします。
なんと言っても大妻の縮小が響いているのでしょうが、これが元に戻ることはないでしょうから、当面は15000人の確保ですか。
最近毎年書いているような気がしますが、静かな町になるのはかまわないのですが、店舗の閉店や減便などへ繋がらないか、それだけが懸念です。

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