トラブル2020年05月02日

最近鉄道会社で信じがたいトラブルが発生しています。

①西鉄甘木線
宮の陣駅の出発停止現示を無視して発車。
ATS非常停止作動。
許可なく非常制動復帰し、そのまま約1.7キロ走行。
→停止信号無視とは。ATSも動作しているのに。途中駅(五郎丸)の客扱いをしたということ?

②近鉄大阪線
車掌が腹痛を起こし、運転士に連絡して駅のトイレへ。
運転士は車掌が車内のトイレへ行ったと思い込み、ドアを閉めてそのまま発車。
次駅でドアが開かないことで、車掌が乗っていないことに気付く。
→ツーマン運転の時、運転士がドア操作できるのですか?
 直接制御式の車掌スイッチだと、運転士側は常に「閉」になっていますよね。
 というか、方向切換器が「前」になっていれば、運転士はドア操作できないと思うのですが。
  近鉄は違う方式なんでしょうか。

③相鉄かしわ台駅
非番の副駅長が酒に酔ってホームから線路に降りる。
駅員が発見し、非常停止ボタンを押下。接近中の列車が非常停止。
別の幅駅長が、一般人の立ち入りで人物を特定できなかったと虚偽報告。
→虚偽報告はダメですね。信頼を失ってしまいます。

どの事象も鉄道現業としてはあってはならないことだと思います。
3件とも事故には至っていないのが幸いです。
このような事は2度と起こしてはダメですね。

徹底紹介2020年05月09日

小田急のHPを見ていたら、下の方に「新型通勤車両5000形徹底紹介」というのがあるのに気付きました。見てみると5分ほどの動画で紹介されています。
この動画では、拡幅車体について次のように述べています。
「これまでの最新通勤車両4000形に比べ最大98mm拡大した・・・」
4000の最大幅は2790mm。しかしこれは雨樋間の幅で車体幅としては2770mmのようです。これに先程の98mmをたせば2868mmとなり、雑誌で見た形式図と一致します。

4000は上部が狭くなる台形の車体で、これで雨樋の出っ張り部をカバーしているのかと思ったのですが、まだ雨樋間が20mm広いわけですね。
車両紹介では、車体長は最大長(連結面間)と実車体長で明確になっていますが、幅については実際の車体幅なのか、雨樋、側灯、手摺りなどを含めた最大幅なのか、はっきりしないものが多いです。

新5000はまだ乗れていないので、3000、4000に比べどの程度広く感じるか分かりませんが、確認できるようになるまでには、相当の時間がかかりそうです。

長い自粛で鉄分が薄まっていて、このブログもネタを拾うのに苦労しています。内容も薄まってしまいそうです。

設備投資計画2020年05月16日

もう5月中旬ですが、小田急からは鉄道事業設備投資計画が発表されていません。
2018年度は4月27日に、2019年度は4月26日に発表されていますので、通常ならもう発表されているはずです。

これもコロナの影響なんでしょうね。
車両でいえば、5000の5編成はもう発注されているはずなので、これは予定通り入ってくるものと思われます。その後については導入計画が遅れる可能性があります。
5000が6本体制になれば、8000非V車や1000ワイドドア車の引退は進むかもかも知れません。
ただ、今後5000の増備も予定通りにならなければ、これ以上の8000の置き換えは進まないかも知れません。
8264Fの廃車は予定外で置き換えの順番が狂ったのではないかと思うのですが、収益が上がらない中、非V車以外の8000を延命させるのではないかと。

私の勝手な推測ですが、多くの企業で2020年度の経営見通しが出せない状況ですので、鉄道業界も厳しいものがあると思います。
日本民営鉄道協会のHPにある「年間設備投資ニュース一覧」に載っているのは2019年発表の物だけで、2020年度の発表はありません。6月に発表している会社もあるのでなんとも言えませんが、小田急で言えば発表するにしても相当遅れそうです。

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