D-ATS-P2012年05月20日

先日、仕事帰りに、いつもは間に合わない区間準急に乗れたのでかぶりつくと、速度計の上に緑色のテプラで「D-ATS-P運用車」と書いてある。見ると確かにOM-ATSは消えており、D-ATS-Pが緑色に点灯しているではないですか!一斉に使用開始するのではなく、特定の編成のみ使用するって?3000の8両ではあったのですが、車番を見るのを失念。
どんな動作をするのか、なんか違うのか、必死で見ていましたが、何も起こらず。「減速」「注意」の現示を通過し、シーサスを渡りましたが、「パターン接近」でも点灯するかと思ったのに、何もなし。
このD-ATS-P、制御パターンは車輛性能に合わせて計算されるらしいのですが、いまの小田急では一般車のブレーキ性能は電気指令の方が反応はいいとはいえ、さほど差がないと思われ、性能を活かした走りができると思うのですが。何の差もないのにチョットがっかり。もっとも1区間じゃよく分からないかも知れません。
今はOM-ATSと併用しているので何とも言えませんが、停留場の第一閉塞信号機の75km/h照査ををやめて、もっとアグレッシブな走りを期待します。ただ、停車場については場内信号機の間隔を詰めないと、ホーム手前で「注意」45km/hに押さえられてしまい、チンタラ走行は変わらないことに・・・・。
小田急のATSは、京王のATCと違って運転士がパターンを見ることができないのですが、運転士が常にパターンにかからないように余裕を持って運転すれば、今までとほとんど変わらない走行になるでしょう。
まあ、今度は軌道回路を使用しているので、信号現示が変化した時はすぐに車輛側も情報更新されるので、再加速は早くなるでしょうが。



奈良旅行2012年05月26日

ちょっと古い話ですが、連休に奈良に行ってきました。
奈良と言うと、京都に比べて地味、奥が深い(裏を返せば交通不便)。2日目に乗った定期観光バスのガイドさんが、「奈良は中学、高校の修学旅行以来という人が多い」と言っていましたが、自分もその通りで、記憶が薄まっています。

 奈良と言えば鹿。 中学の修学旅行では、この鹿に追いかけられた覚えがあるのですが、今回はほとんどそのようなこともなく、せいぜい、お辞儀をしてせんべいをねだるくらいでした。それどころか、興福寺から奈良公園に入ったすぐのあたりにいる鹿は・・・
こんなやる気のない状態。せんべいを口もとに持っていっても食べようともしない鹿も。このあたりの鹿は沢山の人からせんべいをもらうので、おなかいっぱいのようです。
しかし、大仏殿からちょっと奥に行った二月堂のあたりにいる鹿は違いました。ここまで来る人は少ないのか(当日も少なかったですが)おなかがすいているらしく、結構せんべいめがけて突進してきました。鹿にせんべいをやるなら、是非二月堂まで行って下さい。

さて奈良の駅からそんなには遠くない有名なお寺を巡り、沢山の仏像を見学しました。そういえば京都のお寺に行っても、あまり仏像は見なかったような。奈良には国宝、重文の仏像がいっぱいあります。
しかし、当然とはいえそのほとんどが撮影禁止。
その中で、ここは違いました。

そう、東大寺大仏殿。ここは大仏様の撮影が可能です。
そこで
ISOを1600まで上げて撮影。それでも1/8秒のシャッター速度。
連休でも押せ押せの混雑ではなく、落ち着いて撮影できました。これが奈良のいいところなのかな。
確かに連休は宿泊などは高いし混雑していますが、当日、大仏殿ではお茶(抹茶とお菓子)の無料サービスがあり、こういう特典もあるので、悪くはありません。あまり人のいない観光地も寂しいものです。

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