TASC試験2012年05月02日

用事があって若葉台まで行ったので、帰りに永山で小田急に乗り換え、D-ATS-Pが使用されているのかを確かめることに。ホームにあがって、ちょっと見たいものがあったので新百合方最後尾へ歩いていると、通過列車の案内が流れました。なにが来るのかと思っていると、3000+8000更新車の試運転がやってきました。

通過と言いながら、停車。最後尾8056のドアが1箇所開き、係員が専用のメジャーを出して、ホームに貼られたテープとの位置ずれを測定していました。テープは黄と青があり、何を意味するか分かりませんが、今回は青より少し行き過ぎた所で停車しています。最後は少しカックン気味で停車しました。

隣のドアからも、なにやらケーブルが引き出されていました。

測定を終えるとさっさとドアを閉め発車。この間10秒くらいでしょうか。
確実にTASCの試験だと思うのですが、TASCの試験は以前からやっていたので、これは電気指令ブレーキ車同士の連結での試験ということでしょうか。今まで8000の4両更新車は8000の6両更新車だけと連結していたので、異種車連結での試験のようです。
今回はコンデジで撮影していますが、なぜか画質がメチャ悪いです。この数ショットあとで電池切れになったのですが、それが影響しているのかな?このあと、上り多摩急行16000がテールランプを点灯したまま(もちろんヘッドも)やって来たのですが、撮れませんでした。

TASCと言えば、3年くらい前に、武蔵小杉から目黒線に乗り、多摩川から多摩川線で蒲田まで行ったことがあるのですが、目黒線では運転士は加速だけして、ノッチオフ後は何も操作せずに停車はTASCに任せていました。ところが、多摩川線では停車ブレーキは運転士が操作し、最後の停車位置の調整だけTASCが動作する方式でした。ATCとATSでTASCの動作もちがうのでしょうか。目黒線方式では、なんか運転士がブレーキ感覚を忘れてしまいそうです。小田急では多摩川線方式だと思いますが。

さて、この後、3000の各停に乗ってかぶりついたところ、D-ATS-Pの表示器は真っ暗で、OM-ATSが緑色で点灯していました。まだD-ATS-Pは使ってないじゃん!!

スーパームーン2012年05月06日

5月5日は月が地球に最も接近するスーパームーンと言う日らしく、8時ころ帰宅した時に見たら、確かに大きく明るい月が出ていました。6時頃の方がもっと大きく見えるみたいですが、それでも去年の月食の時よりは撮りやすい高さでした。
                   F5.6  1/100秒  ISO200  f=200mm

最初は露出オーバーで、薄くかかっていた雲とともに滲んだようになりましたが、1/100秒でようやくこのような写真が撮れました。14%大きく30%明るく見えるとのことなので、もっと露出を絞ったものもあるのですが、これをアップします。
今年は色々天体ショーがあったのですが、なかなか写真に納めるチャンスはありません。最大のショーは金環日食ですが、太陽を撮る機材はないので日食メガネで見るつもりですが、天気はどうでしょうか。

架線の支持方法2012年05月13日

多摩線はほぼ全線に渡って、架線は可動ブラケットにより支持されていました。多摩線建設の前に、小田急相模原付近で、この支持方式が試験的に使用されていた記憶があるのですが、定かではありません。この方式は代々木八幡-代々木上原や、海老名-本厚木でも使用されていましたが、今使用されているのは八幡-上原と多摩線のトンネル内だけになってしまったようです。

これは2008年3月に永山で撮ったもので、まだ可動ブラケットが使用されていますが、現在はすべて普通の2段碍子で支持されています。この可動ブラケットも更新が必要なようで、更新時期が来たもの(?)は順次撤去されています。ただし、代々木八幡-代々木上原と多摩線トンネル内は更新されて使用されています。小田急では吊架線を支える部分に滑車を使っているようで、これだと可動ブラケットと同じような効果があるのでしょうか。JR東が採用しているインテグレート式は、き電線が吊架線を兼ねていて太いため、大きな滑車4個で支えていますね。

更新された多摩線トンネル内の可動ブラケット(コンデジの電池切れ寸前のショット。画質悪)
3本のトンネルすべてで、このタイプに更新されました。古いものとは取り付け位置も異なり、支柱からすべて更新されています。
トンネル内はこの方式がよさそうなのは分かりますが、代々木八幡-代々木上原だけ更新された理由が良く分かりません。2段碍子に滑車方式の方が安上がり、と思われますが、他の大手私鉄はどんどん可動ブラケットが採用されているのに、なんか逆行しているような・・・・・。車輛も幅狭車体になり、これも逆行している?

アクセスカウンター