設備投資計画進捗2017年09月02日

2017年度も5カ月が経過して、設備投資計画の進捗が見えてきているものがあります。

複々線化
かなり完成に近づいているようです。緩行線は、ダイヤ改正と同時に使用を開始するのか、それとも改正前に使用し始めるのか。喜多見-和泉多摩川の使用開始は構造上同時で、大いにダイヤが混乱したので、改正前から使用した方がいいのかも。

登戸1番線整備
これも進んでいて、遊園方のポイントも設置されているようです。ここは一回見に行きたいと思っています。

代々木八幡
踏切位置が変更され、工事が本格化していますが、残念ながら18年3月は間に合わないようです。設置される可動ステップですが、去年の10月に発表された時は、下から回転して出てくるものだと思いました。しかしテレビで見たメトロの可動ステップはスライド式だったので、小田急もこの方式かも知れません。

3000の10両化
すでに完成車体が出てきているので、あとはどうやって組み込むのかです。新造車だけ輸送してきて大野で組み込むとすると、2両だけ甲種輸送するのですかね。まだ2両と決まったわけではないですが。なにしろ何本10両化するのか、まったく情報なしですので。
そういえば東急6000も7両化用中間車が6両輸送されましたね。この6両、クーラーキセの形状が2種類あるようです。組み込む編成に合わせてあるのでしょうか。

リニューアル
EXEは1本でしょうね。1000のほうですが、遅々として進みません。今年で4年目。今回は1091Fではないかといわれていますが、10両1本だけですか。
完了しているのは4両×5、6両×2の32両です。1091Fが完了しても4年で42両。残り118両です。
1年10両ペース。あと10年かかる?

来年3月には複々線完成、70000デビューで華々しくイベントが行われるのでしょうか。だから90周年の今年は地味なのかな。

加算運賃2017年09月09日

京王が相模原線の加算運賃を引き下げると発表しました。気になるのは「引き下げ」と言う表現で、廃止とは違うのでしょうか。違うとすれば加算運賃はまだ生きていて、廃止になれば更に運賃が安くなるということになるのですが、どうなんでしょう。
時期は18年3月とのことで、これはやはり小田急複々線化の対抗策なんですかね。
運賃でみれば京王の方がもともと安いです。これは以前にも書きましたが、特特法の時、京王は複々線化をあきらめたため、輸送力増強工事が早期に終わり、還元も行われました。小田急は複々線工事が重くのしかかり、還元もほぼゼロに近かったです。但しこの還元時に多摩線の加算運賃を廃止したので、新宿-永山間では同じ運賃となりました。しかし多摩センターになると小田急が30円高い。
京王のこの引き下げにより、多摩センター-新宿間では50円(ICカードでは51円)京王が安くなります。この差は結構大きい感じがします。

一方、所要時間を見ると、朝8時半前後に新宿到着する列車で比較すると、現在でも小田急が速いです。
京王は多摩センターから新宿まで55分。小田急は代々木上原1回乗換えで45分。これが18年3月改正で40分になると言われています。

京王は小田急に利用客が逃げないように値下げに踏み切ったと思われますが、この勝負どうなるでしょうか。
50円安い方が勝ちか、朝15分早い方が勝ちか。
朝の15分は、これも結構大きいと思いますが、小田急が速いのは朝ラッシュ時だけですので、これは微妙ですね。行きは小田急、帰りは京王がベストですが、そんな乗り方はできません。
はたして利用客はどっちを選ぶのでしょうか。

貫通改造2017年09月16日

いつもの通院で若葉台へ。
多摩センターのホームに上がると2番線に8000がおり、貫通改造部が目の前だったのでパチリ。


                      改造部
ここを撮ったのも、何回目かな。小田急1000の改造部と違い、ほぼツライチで接合されています。
これは、もともとここに綱製の乗務員室が車体と接続されており、それを外して貫通部を取り付けた、という形なのでスムーズな接続になっているようです。
初めて見たときはピードがないので少々違和感がありましたが、小田急1000に比べれば仕上がりがいいと思います。
小田急1000は構造が全然違っているので、やっかいな改造になっているようです。色も艶が少し違いますが、京王の方がまだ合っています。戸袋部を塗装したので見た目の違いが少なくなっているような。
小田急1000の色が合わないのは、ステンレスがダルフィニッシュだからなのか?このダルフィニッシュ、確かにギラギラはしませんが、汚れやすいみたいだし、何かいいとこなかったように思います。
まあ最も変なのは、あの窓の形状。どうしてあの形でなければならないのか、今だに不思議です。

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