10両化?2019年06月01日

マニアのツイッターを見ていたら、「川崎重工で3000の中間車3384が構内移動しているのを目撃」と書いてありました。
はて、小田急の設備投資計画には3000の10両化については何も記載されていませんが、これはどうした事なのでしょう。マニアの方が書いているので見間違えはないと思うのですが。
これが正確なら、3662Fが10両化されるということですか。まあ順番通りとは限らないですが。
新5000の導入が発表され、2020年度までに6編成入るわけです。それでも10コテは不足しているということですね。

自分の予想としては今後の10コテ化は、3000で5編成、1000で4編成と見ています。1000の場合は1051Fがクヤ牽引車となっているのが気にかかりますが、どの道ワイドドア除き全車更新対象なのですから、6両編成は残り4本10コテ化するのが一番いいと思っています。
せっかく代々木八幡が改修されても、朝ラッシュ時に10両各停を集中投入できない状態のようですので、これは早く解消してもらいたい。

さて、来年以降導入される新5000はどんな運用に就くのでしょう。混雑する快速急行に優先投入するのか、いつも通りの共通運用なのか。現状のE、C運用以外に新たな運用ができるとも思えないので、E運用でしょうね。
最近、8000がフル稼働しているような気がしています。一般車唯一の綱製車でケープアイボリー。いまやこっちが目立つ存在になったこともあるでしょうが、小田急って引退間近の車両を扱き使うという(私の勝手な)印象があるので、意外と早く新5000に置き換えられてしまうのかなあ。8000は長寿命設計ですし、特に4両編成は更新後10年経過していないのが多いのですが。

無人運転2019年06月08日

シーサイドラインの事故、いままでこの手の新交通システムでは経験のないもので、過走はあったけど逆走はなかったということです。従って、いろいろ記事を読んでも当然原因不明となるわけです。
ここはATC/ATOによる無人自動運転です。同じ自動運転でも有人と無人ではこのような非常事態の場合の対処は異なります。有人であれば素早い対応が可能となるでしょう。

今回、ツイッターに上がっていた写真、車止めに衝突した車両(5号車新杉田側)のテールランプが点灯しているのが非常に気になりました。
方向変更指令で何が行われるのか。灯火(ヘッド/テール)、車内外の案内表示、自動放送、そして進行方向ですか。新交通のことは良く知らないのですが、ATCを使うのでその信号受信は先頭車が行うのが普通なので、この切り換えも行うのでしょうか。
で、テールが点灯していたということは、方向変更指令が出て、それに応じて切り換わったということです。でも進行方向は切り変わらなかった。ほかにも切り換わらなかったものがあるのか。
新杉田駅にも過走防止装置(ATCが指示しATOがそれにより規定位置に停車する。それ以上先、車止めまでは進めないはず)があると思うので、もしATC受信が切り換わらずに5号車になったままなら、車止めまで進めないような感じがしますが。
ATC受信は1号車(金沢八景側)に切り換わり、進行方向だけが変わらなかったら、無制御になってしまうかも知れません。
テールが点灯していたことで、ふと思ったことを書きましたが、ど素人なので全くの見当違いかも知れません。

続けて起こった横浜市営地下鉄の脱線事故。横取り装置の戻し忘れですか。これが原因の脱線事故、小田急でもありましたね。20年以上前、開成で。これは完全にヒューマンエラーです。
ヒューマンエラーが起こるので機械化するのですが、今度はマシンエラーが出る。難しいです。
開成の事故で小田急は横取り装置の戻し忘れをATSで検知するようにしたと思います。どのようなトラブルが発生するか、その全てを想定することはほぼ不可能なので、過去の事例を積み上げ、新たな事象に対応していくしかないのでしょう。

激減2019年06月15日

駅別乗降人員が2018年データになりました。各駅、増減があるわけですが、一見して減少している駅は少なく、減少率も1%前後です。
でも唐木田だけは9%の減少!突出した減少率です。あと目に付くのは栢山の2.1%減くらいです。一時は20000人を超え、栗平に追いつけ追い越せくらいだったのに、今や大きく差をつけられてしまいました。去年も6.3%減だったのに減少が加速しています。
原因はやはり大妻女子大の学部移転が大きいでしょうね。今や1学部2学科と大学院1専攻しかありません。しかも2学科のうち1学科は18年度から募集廃止となっているので、人員は1/3以下になっているでしょうか。大学全入時代ですので、定員割れして学生が集まらないという学科もあるのでしょうね。募集廃止もそんなところかと。

唐木田の場合、更に多摩センター始発の通勤急行が登場したのも大きいかも知れません。以前は着席目的で唐木田まで車で送ってもらっていた人が来なくなりますから。あと、唐木田折り返しをやってた人も、ほぼいなくなりますね。あの抜き打ちでロープ張って改札に誘導するなんて作業も不要になりました。
車庫横にマンションが1棟建ちましたが、それ以外に新たな住宅開発はありそうもなく、今後じり貧となっていくことが予想されます。
以前にも書きましたが、乗降人員が減っても自分には全然問題ないのですが、周辺の店舗が閉店してしまうのが一番の懸念です。人が減れば売り上げも減るでしょう。
東急ストアが閉店してから、マルエツが開店するまでの間の不便さといったらなかったですから。そしてこのマルエツ前の道路、一方通行で広さもあり少しの時間駐車しても全く問題ないのに(納品のトラックはしょっちゅう止まってます)、頻繁に取り締まりが来ます。これでちょっと寄って買物しようという人が減り、売り上げも減るんじゃないかと。

この地に来て30年弱、10年ほど前がピークでどんどん衰退して行くのを見るのはちょっと悲しいですね。いまケーヨーD2が改装中で閉店しています。今度はキャンドゥが入るみたいです。唐木田店の状況はどうなのか分かりませんがケーヨー自体の経営は厳しいらしく、DCMの傘下となっているようで、商品もDCMのものが多くなっています。ケーヨーのHPを見ると今年になってから4店舗も閉店しています。
改装するくらいですので、すぐにどうということはないと思いますが、もしここが閉店したら一気に寂しくなってしまうでしょう。

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